以下
海斗の説教です。

☆画像は映画リターナーから 
 金城武さんのお姿をお借りしました。



 推敲しろよ
 何なんだ
 そして→そして ってのは!!
 そもそも接続詞ってもんを使い過ぎだろう!?
 論説文か????



 俺と瑞月は、
 あれか?
 〝昨今恋愛事象〟って奴か?
 データか?
 論説文を彩るパーツか?


 いや
 百歩譲って使ったっていい
 いいさ。

 だがなっ
 タラタラタラタラ繰り返すな!!
 それも順接?
 時系列報告書じゃないんだぞっ

 本来な
 繰り返しってのは強調だ強調!
 お前はあれか?
 接続詞を強調してんのか?

 〝愛してる〟は許す
 俺は瑞月を愛してるからな

 〝だいじょうぶ〟も当然だ
 何回でも言ってやりたい。

だがな

 接続詞の連チャンなんざ
 今時小学生だってしない!
 どんな強調だ!?

 まさかの頭韻とか言うなよ
 和歌か?
 短歌か?
 川柳か?
 詩だって定型でもなきゃ通用しない。

 これはな
 韻文じゃないんだっ

 ………………………………。





長い長い説教が続く夕刻でございました。
読み返して
やばっ
思う間もなく脳内は総帥の怒号でワンワンしとります。




「そして」、
今朝の目覚めの悪かったこと。
今の時期
早寝はリアルを守る鉄則かもしれません。


 うん
 この「そして」は並立
 「それに」(累加)
 この記事は物語じゃないし
 使ったっていいや。




さて、

突然ですが、
結婚して間もなくのころ、
〝七人の侍〟を二人で観ておりましたら、
主人がこんなことを申しました。


折しも
最後の攻防
その中で宮口精二さん演じる剣客が
種子島(鉄砲)で命を落とします。




主人「人を殺してるからなぁ」

店主「………みんな殺してるけど?」

主人「いや
   最初にさ。

   盗人とか子拐いじゃない。
   決闘でさ。」



この会話、
主人は忘れとりましたが。
店主は覚えとりました。

それで言うなら
最初に命を落とす
スーパーいい人はどうなるか?


「そりゃあ
 あれだ。

 こういう話じゃあ
 敵役は悪い奴って印象づくしな。」


………………そう?


必殺仕事人の構成じゃないんだから
それは
どんなもんでしょう。






ですが、
正直なところ、
瑞月に、
アヤちゃんが消えてしまったことを、
気づかせて進むか
気づかせぬまま大人たちが呑み込むか
どうなるだろうって
思ってました。


それは
ある意味
罪に似ていて
影となるからです。


日の長。
その台詞に
繰り返し〝お前が望むことを俺が叶える〟と出てきていましたのは、
その罪に似た部分は
日の長が背負い
巫はどこまでも聖なる天の意思を示すもの
としておきたかったからかな
思います。
少なくとも海斗は
どんな影も瑞月に落とさない覚悟でした。





神器とも言える篳篥。
その玉に籠った魂の帰還。
それは光(神?)の意思です。

が、

人は悲しむ。
瑞月は
 その悲しみを知らないくせに
 〝みんなを守る〟なんて言えないもん
ストライキでした。

瑞月は
それを気づきたいと申しました。
 つまり梃子でも口開かん


ああ
傷つくくせに意地を張る瑞月です。
これは
また次の契りが海斗の勝負って流れになるでしょう。





どどっと
ぼくが頑張るんだからねっ
と走る瑞月に引き摺られ
無意識に
接続詞で
行間やら情景による心理描写やらを
すっ飛ばしていく。
そんな「玉11・12・13」でした。



総帥は瑞月は叱りません。
悪いのはいつもプロデューサー。
ほんと不公平です。



やはり、
推敲も必要です。
したこと
ほぼないけど。



こんだけ遅いんだから
何度も推敲してるかっていうと
違います。


 遅い理由は
 役者さんが
 詰まってるか
 走って躓いてるか
 二つに一つ。
あ、
今は、
舞台設定も時間かかってた。
ノートにうだうだ書いてます。




ある方が
ご自身は珠玉の情景を描く方
店主はストーリーテラー
異質なものだと仰有いました。




 わー綺麗!
にも
 ああ哀しい
にも
心惹かれます。



その瞬間というものがある。


店主は
その瞬間とは
生きる中に生まれると思っています。
しがないプロデューサーの
ちっぽけながら譲れぬ一線でございます。



その折りに
取り憑かれたように書きました。


 名を告げる
その瞬間を。


どんな意味をもって
どんな思いを抱いて
人は
名を告げるのか。

そこに取り憑かれてましたっけ。
古代編の雨乞いあたり。




物語は人が生きる中に生まれます。
ですから、
役者の皆様は寸劇を繰り返します。
瑞月は断固お人形拒否でした。
そこに次の聖性がある気がしています。




ストーリーテラーとは………言えないなぁ
振り返っています。

そうでしたら、
こんな
しょっちゅう
止まらないです。

てか
構成考えてから書きますって。

自分で語ってないから
この苦労。




さて、
活劇の多い黒猫物語でございます。




これまで
海斗は盛大にやってますが、
基本
手を血に染めておりません。


肉体的な死を言うなら、
ここまでに出た死者は全て犯罪者の内輪揉めか闇の制裁により
もたらされています。

 初秋・不在の一週間
 新生3警護

アクションだけなら
抜き身にも
幻想・海斗にも
パーティーにもてんこ盛り。
大正浪漫にもございます。

時々、
傀儡やチンピラの皆さんに
派手にぶっ飛ばされていただいてますと、
申し訳なくなります。




それはともあれ、
今回
初めて
肉体の消失と魂の昇華がありました。


それは昇華でした。
ただ、
昇華ながら
瑞月が幼いので
海斗にはケアを頑張っていただくのだろうし、
もうケアしたくて仕方ないものだから
こんな大切な山場にも関わらず
総帥からの無言の圧力は増しました。



増してるけど
店主には生計を立てる稼業がございます。
プロデューサー稼業は無給なんで
圧力は凄くとも
なかなか書くには至りません。


えっと
今夜は書けません。
早寝します。
長い言い訳と愚痴を読んでいただきました。

読んでくださり
ありがとうございます。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。