この小品は純粋な創作です。
実在の人物・団体に関係はありません。





薄闇の部屋は
雨音に
未だ明けない。

鳥の声もなく
陽の煌めきもなく
しのつく雨が世界のすべて


微かな寝息
胸に伝わる鼓動は
己の命


こんな薄闇の朝は
欺かれたままでいたい



「海斗…………起きるの?」

覚束ない声に
応えてやりたい。

まだ夜は明けぬと。





「走ってくる。
    おはようは
    まだだ…………いいな?」


返事は
深くなる寝息に返る。



余韻にたゆたう体に
袖を通してやった夜着は
しどけなく
その胸を腹を見せて纏わる。


胸に仄赤い
落花の花弁

散らした花は
朝には蕾となり
また咲くときを待ち受ける。


あどけない仕草
幼いままに寝返りをうつお前に
胸が痛む。



   走ってくる

   走ってくる

   俺こそが

   お前を守る男でいよう


イメージ画はwithニャンコさんに
描いていただきました。

⭐あかん
    えっとですね
    書きたいと仕上がらんが
   ダブルで来ると
   逃避行動で寝ちゃうらしく思います。

   とりあえず
   幻想で眠気撲滅はかります。
  公式ジャンル気にしてる余裕がない。
  寝ちゃったら何も書けんとです。


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