2017.12.22 anan・web

 

 

桐谷美玲と鈴木伸之「フラれてもリベンジしない」その理由とは?

鈴木さんは今回の役を演じてみていかがでしたか?

鈴木さん すごく真っすぐな性格で、ずっと政治というものに携わってきたようなキャラクターだったので、とにかく姿勢や見え方は意識しながらやるようにしていました。僕はすごくふざけるときもありますけど、まじめなときのほうが多いと思っているので、そういうところは似てたのかなと感じました。

ちなみに、政治秘書の役ということで、意識したことはありましたか?

鈴木さん 本当は政治塾とかにも行きたいと思ってたんですけど、時期やスケジュールが合わなくて行けませんでした。ただ、現場には実際に30年くらい政治秘書をされている方が政治指導の先生としていらっしゃったので、その方にいろいろと話をうかがって役に取り入れながらやらせてもらいました。

 

桐谷さんは、もし美輝と同じような立場で振られたら、どうやってリベンジしたいと思いますか?

 

桐谷さん 私は受け入れて、話を聞いてもらって消化するタイプなので、リベンジしないと思います(笑)。だって、納得しないとしょうがないですよね。

鈴木さんは、振った女性にされて悔しいリベンジがあれば教えてください。 

桐谷さん たとえば、すっごくキレイになって目の前に現れたらどう思う? 女性は「キレイになって見返してやる!」みたいな人もいると思うけど、あれって効果的なのかな。

鈴木さん 確かに、すごくキレイになってたら、「あれ?」ってなるかもしれないですね。そしたら、今度は僕がリベンジします(笑)! というのは冗談で、惜しいことしたなとは思うかもしれないですね。

ただ、いろいろなことをバネにしてどんどんステキな女性になって、キレイになっていて欲しいという願望もありますね。そのぶん、自分も男としてステキな男になっていきたいなと思うので。

ちなみに、人生でリベンジをしたことがあれば教えていただけますか?

桐谷さん リベンジをしようと思ったことは本当にないですね。
鈴木さん 確かに、リベンジって意外とないですよね。
桐谷さん でも、おいしい焼肉屋さんに行こうと思っていて、体調が悪くて行けなかったから、後日改めて予約してリベンジ焼肉をしたとかそういうのはあります(笑)。
鈴木さん 僕はリベンジというか、もっとこうすればよかったというのは何かしら毎日あると思うので、そういうことに対して、日に日にリベンジしていくみたいな気持ちはありますけど、振られたからとか、あいつがああだったからこうだったからというのはあまりないかもしれないです。

おふたりはこれまでに失敗から学んだことがありますか?

桐谷さん 大失敗というほどのものはそんなにないですけど、昔できなかったことが少しずつできるようになったおかげで、いまいろいろやらせてもらってるので、その積み重ねだと思います。

キャスターを務めている『NEWS ZERO』でも、生放送で最初はドキドキして噛みまくってましたけど、いまはその失敗を重ねてきてできるようになってきたというのはあるかもしれないですね。

鈴木さん 失敗したときはめちゃくちゃ考えるんですけど、少し経つとあまり後ろばっかり向いてても意味ないなと思うほうです。まあ、僕の場合はお酒飲み過ぎたとかの失敗ですけど(笑)。

あと、僕はもともと歌手志望でしたけど、いまは俳優をやらせてもらって7年になりました。なので、最初に目指していたものとは全然違う別の形で表現をする仕事についているという意味ではずっとリベンジしているような感じかもしれないです。


 

鈴木さんから見て桐谷さんの衣装でイチオシは?

 

鈴木さん 全部なので47オシです(笑)! どれも本当にステキでしたけど、僕は個人的には白いライダースが好きでしたね。

個人的に好きな女性のファッションはありますか?

鈴木さん 僕は自分が着る服もシンプルなのが好きなので、シンプルなワンピースとか、あんまりガチャガチャしてない服装がいいです。あと、男性は履くことがないスカートみたいな女性らしいアイテムは、やっぱり男の人は好きかもしれないですね。

 

最後に、ananweb読者に向けてひと言ずつメッセージをお願いします!

 

桐谷さん がんばる女性を描いた映画なので、観て下さる方も悩みがあったり、失恋したりしているかもしれないですけど、そういう人たちの背中を押せたらいいなと思っているので、元気になってもらいたいですね。

鈴木さん 2時間かけて美輝と俊也の距離もどんどん縮まるだけでなく、美輝自身が成長していく話にもなっています。時期的にもぴったりな映画なので、いろいろな人と楽しみながら観ていただききたいなと思っています。