【国内最大】EXILE・三代目JSB・GENERATIONS・窪田正孝ら総勢60人集結 劇場版『HiGH&LOW THE MOVIE 2 END OF SKY』完成披露プレミアイベント(ノーカット)

 

2017.08.09 TOKYO POP LINE

 

2017年08月11日 (金) 07:30 HMV&BOOKS online

総勢60名が登壇『HiGH&LOW THE MOVIE 2』完成披露プレミアイベント

東京国際フォーラム ホールAの会場は満員御礼。多くのファンが駆けつけ、登壇60名という映画舞台挨拶史上最多人数を誇る、過去最大級の完成披露プレミアイベントの開催を今か今かと待ちわびる熱気に包まれていた。8月9日(水)に行われたこのイベントは、日本史上最大級のスクリーン数で全国の映画館でもライブビューイング中継されるなど、全てにおいて超ド級の壮大なスケールでの開催となった。

総勢60名の登壇とあって、ステージ上にはかなり大がかりなセット。会場にはテーマ曲が流れ否が応にも気持ちが高まる中、ついにイベントがスタート。キャスト陣が続々と呼びこまれた。
 
 
まずは岩田剛典率いる山王連合会のメンバーが登場。次いで 黒木啓司率いる White Rascals、山田裕貴率いる鬼邪高校メンバー、窪田正孝率いる RUDE BOYS、林遣都率いる達磨一家、中村蒼率いる DOUBT、NAOTO 率いるプリズンギャング、ELLY 率いる MIGHTY WARRIORS、橘ケンチら九龍グループ、TAKAHIRO&登坂広臣の雨宮兄弟、AKIRA&青柳翔のムゲン。
映像紹介の後にそれぞれのグループが呼び込まれるのだが、映像の時点で会場はヒートアップ。キャストが登場した際のボルテージは最高潮で、歓声がとにかくスゴい。「盛り上がってますか~!」という呼び掛けに会場は割れんばかりの歓声で応える。キャストが揃ったところで、企画プロデュースの EXILE HIRO をはじめとするスタッフ陣が呼び込まれ、トークセッションへと進む。

この日、MC補助として指名されたのは、今作から参戦した NAOTO。「マジっすか~?!聞いてなかったな~」と反応する NAOTO を一刀両断、「しらじらしい!いや、聞いてた聞いてた」と笑顔でツッコむ TAKAHIRO。見事なコンビネーション。
 
まずは企画プロデュースの EXILE HIRO からの挨拶。会場の熱気のスゴさに「最高です!」と満面の笑みで応え「日本映画史上、最高のエンターテイメント作品が完成したなと思っています」と自信に満ちた言葉が語られた。

先述通り、登壇人数が多く圧巻のステージとなっているため、各チームのリーダーをメインに、チームごとに話を聞いていくスタイルで会は進行。トークセッションは山王連合会を皮切りにスタートした。撮影の裏話を訊かれた岩田は「撮影期間中に誕生日を迎えたんですが、山王連合会のメンバーがサプライズでお祝いをしてくれたのが最高でした。翌日の現場では、まさかの監督たちが撮影用の車に “ウエディングケーキ” を乗っけてくれて…」とコメント。会場中に流れた「?」という空気は、NAOTO の「…ウエディングケーキではないよね?!」というツッコミで一蹴。照れ笑いを見せる岩田に、会場からは大音量の歓声が巻き起こった。
 
恐ろしいほどの迫力で “悪のカリスマ” を演じた中村は、自分がキャスティングされたことに対し「なんで自分なんだろう?と思いました。最初、間違いなんじゃないかと」と穏やかな声でコメント。黒木と初めて現場で対峙した時に「デカい」と感じたという中村、「明らかに負けるだろうと思いました。しかも黒木さん、現場でミット打ちとか始めるんで、もう怖くて怖くて…」と現場での様子を控えめな音量で語り、役柄とは全く違う素のキャラクターを垣間見せた。そんな中村に、NAOTO は「カメラが回った瞬間に一気に恐怖的なスイッチが入りますよね」と彼の俳優魂を絶賛していた。
 
映画「たたら侍」でも迫力の演技を見せた小林だが、やはりその迫力はここでも生かされていたらしく、TAKAHIRO は「源治さんが素晴らしい迫力でやってくるので、(これまで対立していたムゲンと)手を組まざるを得なかった。カメラが回っていないところでも源治スイッチが止まらない」と小林の気迫に溢れた演技に言及。すかさず AKIRA からも、小林のスイッチが現場入りする時から入っていたため「挨拶ひとつでも怖かった」とクレームにも近いコメントが飛び出した。NAOTO も「NAOKI の役作りがハンパないと(現場で一緒にならない)こっちにまで届いていた」と言うと、その噂の真相を確かめるべく、小林の役作りについて質問。小林が「結構、苦情をいただきました」と半笑でコメントすると会場は大爆笑。TAKAHIRO から「あれ、源治さんいないなと思うと、壁の向こうから刀だけ ブンッ、ブンッ って(笑)」と役柄のための素振りを欠かさないストイックさが明かされ、さらに横にいた登坂がその時にかなり変な冷めた表情でいたことも合わせて暴露、会場はさらなる爆笑の渦となった。
 
“田中” とMCに言い間違えられうろたえた山田からは、これまで劇中で対峙することがなかった達磨一家の日向との関わりを匂わせる発言が飛び出し、さらに「達磨だからこそ絶対に言ってやりたいと思っていたアドリブが使われていて、それが嬉しかったです」とコメント。自分の番になると、手持ちのマイクを手のひらで叩くという“昭和のやり方”でマイクチェックをした窪田が、ぼんやりとした口調で話し会場の笑いを誘うと、NAOTO から「初めましてなんですけど…ナチュラルな方なんですね」とスモーキーとのイメージの違いをツッコまれるひと幕も。窪田は「(ポスターでは)偉そうに端っこで空を見てますけど、僕そんなに出ていないので」と遠慮がちに RUDE BOYS の佐野玲於や佐野岳らにマイクを渡すと、一人ひとりが窪田の仕草を真似て“昭和のマイクチェック”を行うなど絶妙なチームワークを見せ、会場を沸かしていた。さらに達磨一家を率いていた林からは「今回はターザン、前回はボンネット」と自身の登場シーンについてのコメントがあり、会場からは歓喜の声が沸き上がった。
 
この日は最高気温をマークしたうだるような暑さ。そんな中、一人ファーのロングコートを纏って登場した ELLY に、NAOTO は「いっこだけいいですか…今日は37℃ですよ」と鋭いツッコミ。衣装さんが用意したものかと思いきや「今日くらいしか着られないかなと思って」と、自宅から持ってきた自前のものだという。確かにステージ映えするコートではあったが、会場は爆笑。MIGHTY WORRIORS のようなカッコいい感じのキャラクターでの登場を夢見ていたというメンディ―は、最初に自分の役のキャラクターについて監督と話をした時に「“オレ、コドモ、マモル”みたいな感じで」という話になったそうなのだが、「それは面白すぎる」ということで却下になったピソードが語られ、会場は再度爆笑の渦となった。
 
最後に監督たちから“このメンバーだからこそ”の素晴らしい作品が完成したと、作品への並々ならぬ想いが伝えられた。ドラマからスタートしたこの3年間でキャラクターが熟し、キャストたちのアドリブが活きた演技を見ることができることや、カーアクションも新しくなり、今の日本では最大規模のものができているなどの注目ポイントも語られた。
 
 
途中で時間となってしまい、イベント全てをライブ中継することができなかったほどに盛り上がったイベントは、60名という大所帯の登壇者に負けない会場の大歓声が手伝い、最後の最後まで盛り上がりを見せて幕を閉じた。

『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』は、8月19日(土)より全国ロードショー。