2017/11/11 M-ON MUSIC

 

映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』の初日舞台挨拶が本日11月11日に東京・丸の内ピカデリー1にて開催された。イベントの模様は、ライブビューイングで全国262劇場(2回目は280劇場)でも生中継された。

映画『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』は、EXILE TRIBEによる総合エンタテインメントプロジェクト『HiGH&LOW』の劇場版最新作。

舞台挨拶には、AKIRA、青柳翔、TAKAHIRO、黒木啓司、鈴木伸之、町田啓太、佐野玲於、岩城滉一、加藤雅也の9人が登壇。映画の見どころや撮影の裏話について語った。

また、映画のヒットを祈願し、キャストを代表してTAKAHIROが、完成披露試写会の第1回目・第2回目に登場したHiGH&LOW特製ダルマのお腹に「大ヒット」の文字を入れた。このダルマは全国の各劇場でも飾られる可能性があるとのこと。

 

【イベントレポート】
Q:最終章の公開初日を迎えての今の心境、そして、上映後だからこそ話せる思い出に残っているシーンやセリフはありますか?
AKIRA:3年間という長いようで短い期間に、これだけ大きなプロジェクトを続けることはなかなかできないので、初日を迎えられてとてもうれしく思っています。思い出に残ってるシーンは九龍グループの皆さんのパンチあるセリフです。克也(加藤雅也)が黒崎に「一生ついていきます」というセリフなど男もしびれるセリフが多くて印象に残っています。
TAKAHIRO:同じ役を3年通して演じられるのはなかなかない機会なので、この作品を通じて勉強させてもらいました。今回の映画で、源治(小林直己)に追いかけられるシーンは10回以上撮り直したので苦労しました(笑)。
青柳:僕も源治とのシーンが印象的です。九十九(青柳)が鉄板をつかって源治と対決するシーンがあるので、ぜひ注目してもらいたいと思います。
岩城:このシリーズに参加させていただいて、ついに最終章の初日を迎えられて万感の思いです。出演キャストの皆さん、役作りはもちろん人間としても成長できた映画だったと思います。
加藤:僕はがんちゃん(岩田剛典)との対決のシーンが印象的です。劇中ではがんちゃんを何回も殴ってるように見えますが、1ミリも当たってません! (笑)
鈴木:3年間のシリーズで初めて山王連合会全員でバイクのシーンが撮れたことが本当にうれしかったです!
町田:僕は皆でコブラを助けにいくために走って向かうシーンが思い出に残ってます。初めてカメラを背負って撮影したんですが、走り方が難しくてかなり苦労しました。
黒木:エンドロールでこれまでのシリーズの映像が使われていて感動しました。スタッフの皆さんに支えられた作品だと思いますし、役としても人間としても勉強になった作品になりました。
佐野:スモーキー(窪田正孝)が「みんなを頼む」というシーンに家族を想う気持ちや皆への愛などすべてが集約されていて、ぐっときました。

Q:いよいよ『FINAL MISSION』が公開、2017年もあと1ヵ月半ということで、 2017年、プライベートでも仕事でも、最後に挑戦してみたいミッションはありますか?
TAKAHIRO:岩城さんがバイクを2台買ったとのことでしたので、そのうちの1台をもらいにいきます。それがだめなら、いらなくなった古いバイクをもらえればと思います(笑)。『HiGH&LOW』を通してより、バイクへの想いが強くなりました!
青柳:自分もバイクを購入して、岩城さんに見てもらおうと思います。
AKIRA:自分もバイクを買いたいです。そして、岩城さんと朝まで一緒に飲みたいです!(笑)
岩城:バイクはあげられないけど、飲みに行くならいつでも(笑)。

Q:最後にひと言。
AKIRA:3年間皆さんに育ててもらったこのプロジェクトも、ついに最終章。『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』は、これまでのシリーズの歴史がつまっている作品に仕上がりました。日本映画界でも新しい作品になっているので、男女問わず幅広い年代の方に楽しんでもらいたいです。


2017.11.11 13:54 モデルプレス

 

☜転載NG

 

2017年11月11日 12:58 映画ナタリー

「ハイロー」AKIRAが「青柳が相方でよかった」、黒木啓司はROCKYの本名に不満顔

「HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」の初日舞台挨拶が本日11月11日に東京・丸の内ピカデリーにて開催され、AKIRA、青柳翔、TAKAHIRO、黒木啓司、鈴木伸之、町田啓太、佐野玲於、岩城滉一、加藤雅也が登壇した。

イベント冒頭では、ROCKY役の黒木啓司が「今日は少しの時間ですが楽しんでいきましょう! Party Time」と名ゼリフを放ちファンを沸かせる。黒崎君龍役の岩城は役紹介で言いよどんでしまい、「お酒が残ってるんで」と告白して笑いを起こす。TAKAHIROが「先ほどまで銀座にいらっしゃったみたいです」と説明すると、AKIRAから「場所は言わなくていいんだよ!」とツッコミが。その流れを受け、克也龍一郎役の加藤は「今日は黒崎の兄貴が飲みすぎてしゃべれないので、僕が」としっかり挨拶していた。

 

約3年間続いたシリーズの最終章とうたわれる本作。九十九役の青柳は「九十九という役を通して、琥珀さんに付いていくと決めてから3年。こうして『FINAL MISSION』を観ていただけることをありがたく思います」としみじみ語る。琥珀役のAKIRAに「相方が青柳でよかったですね。3年間ありがとうございました。本当に最高でした」と言われると、青柳も「こちらこそです!」と恐縮。すると2人の間に立っていたTAKAHIROが「間に挟まれて、どうしよう!」と笑っていた。

 

岩城は役者の先輩として「皆さん役作りというより、1人ひとり考えて、自分作りをしていた」とキャストたちを称え、「(小林直己演じる)源治のアクションは世界に共通する。日本でこんなアクションをやった映画があっただろうか? 僕はこの仕事をかれこれ40年くらいやってますけど、こういうのは初めて観ました」と絶賛する。するとAKIRAが「岩城さんに今回『お前かつらかぶってやってるのか?』って言われて。がんばって伸ばしましたって言ったんですけど(笑)」と述懐。TAKAHIROに「AKIRAさんって本当に髪が伸びるの速いんですよ! 2カ月あるとロン毛になってる」と言われると、AKIRAは「伝説の総長はホルモンバランスが相当高いんです」と続けて爆笑を起こした。

 

AKIRAが好きなセリフとして克也の「自分は黒崎の兄貴に付いていくだけですから」を挙げると、加藤はそれは自らが現場で発案したものだと明かす。「本当は『九龍に残ります』ってセリフだったんです。でも自分の信頼している兄貴、命を懸けた兄貴に付いていく、その人が九龍に残るなら残るという、あくまで組織ではなく兄貴を慕う一匹狼的な言い方にした」と説明。さらに加藤が、岩田剛典演じるコブラを拷問するシーンについて「がんちゃんは、怖くて岩城さんに唾をかけられなかったんですよ。だから横に吐いてるんです」と明かすと、岩城は「俺もあとで聞いたんだけどよ……(笑)」とリアクションしていた。

 

すり足での演技を再現する鈴木伸之。

 

印象に残っているシーンを聞かれたノボル役の町田は、本作冒頭で仲間たちがコブラを探す描写を回想。ヤマト役の鈴木とともに「ノブと一緒に、初めてカメラを背負って撮らせてもらった。走り方が難しくて、カメラが揺れてしまうので、上下に揺れるなって言われたんです。その結果編み出したのが、すり足(笑)」「でも顔だけはめっちゃ走ってるふうに作った」と振り返る。また本作の劇中でROCKYの本名が明らかになっていることに関して、黒木は「俺、すげーやだったんだけど。なんであの名前なんだろう」と不満気な顔に。そのシーンで共演しているAKIRAと「なんでだろ。あのときは2人ともLOWだったよね」と話し、TAKAHIROは「六本木のイメージらしいですよ」と裏話を明かす。そしてタケシ役の佐野は、窪田正孝演じるスモーキーとの共演シーンが思い出深いと話し「『みんなを頼む』っていう一言に、RUDE BOYSの家族や人を思う愛が集約されている。僕と窪田さんの最後のシーンだったんですが、説得力がありました」と述べた。

 

後半には、これまでの完成披露イベントでAKIRAと黒木が目を入れただるまがステージへ運び込まれた。TAKAHIROが「大ヒット」の文字を入れることになると、黒木がスマートフォンを取り出し写真を撮り始める。しかしそのとき着信音が鳴ってしまい、「やべっ、電話鳴らしちゃった」とマイペースな黒木に笑いが起こった。

 

最後にAKIRAが「僕らも一丸となってがんばってきたのですが、皆さんが『HiGH&LOW』を育ててくれたと言っても過言ではないくらい、キャラクターもプロジェクトも育ちました」とファンへ感謝を述べ、イベントを締めくくった。

 

 

 

2017年11月11日  13時29分 シネマトゥデイ

 

午後1:08 · 2017年11月11日

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