2019年8月22日 5:00 映画ナタリー

桜井ユキと鈴木伸之が「G線上のあなたと私」に出演、元婚約者同士演じる

波瑠が主演を務めるドラマ「G線上のあなたと私」に、桜井ユキと鈴木伸之(劇団EXILE)が出演することがわかった。

いくえみ綾の同名マンガを映像化した本作は、恋愛、仕事、家族などで悩みを抱える人々がバイオリン教室で出会い、友情を深めていくさまを描く物語。寿退社間近で婚約破棄された27歳の女性・小暮也映子を波瑠が演じ、バイオリン仲間のイケメン大学生・加瀬理人に中川大志、嫁姑問題に直面している主婦の北河幸恵に松下由樹が扮する。

桜井は也映子らが通うバイオリン教室の講師・久住眞於、鈴木は眞於の元婚約者で理人の兄・加瀬侑人を演じる。本作でバイオリンの演奏に初挑戦する桜井は「半年前から教えていただいていますが、とても素敵な楽器なのでうまくなりたいです。バイオリンの講師という役なので、ただ弾けるだけではなく立ち姿からも、プロの方に見られても恥ずかしくないよう終わる頃には頑張ってうまくなっていたいです」とコメントした。


鈴木伸之演じる加瀬侑人。

波瑠が主演を務め、いくえみ綾のマンガをもとにしたTBS系のドラマ「あなたのことはそれほど」にも出演していた鈴木は「波瑠さんとも2年ぶりに同じ組で再会できてとてもうれしいです。僕にとって、『あなたのことはそれほど』は印象的で大切な3か月になっているので、同じチームに再び呼んでもらえて気合が入っています」と語った。

「あなたのことはそれほど」の金子文紀、竹村謙太郎、福田亮介が演出、「きのう何食べた?」の安達奈緒子が脚本を担当する「G線上のあなたと私」は10月にスタート。毎週火曜22時よりオンエアされる。

火曜ドラマ「G線上のあなたと私」
TBS 2019年10月スタート 毎週火曜 22:00~22:57

桜井ユキ コメント
私が演じる久住眞於は、柔らかくてふわふわしているようで、実はとても芯がしっかりしていて、そしてどこか闇を持っている印象があります。そんなところを大切に演じていきたいと思います。
バイオリンは今回が初めての挑戦で、半年前から教えていただいていますが、とても素敵な楽器なのでうまくなりたいです。バイオリンの講師という役なので、ただ弾けるだけではなく立ち姿からも、プロの方に見られても恥ずかしくないよう終わる頃には頑張ってうまくなっていたいです。
原作の素敵なストーリーや空気感も大切にしながら、ドラマならではの新しい雰囲気をプラスしていければと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

鈴木伸之 コメント
今回、中川大志くん演じる加瀬理人の兄・侑人を演じます。キャラクター的にも今まで演じた役とは違う雰囲気ですし、中川くんとは8年前に一度共演して以来、初めての兄弟役なので今から撮影がとても楽しみです。波瑠さんとも2年ぶりに同じ組で再会できてとてもうれしいです。僕にとって、「あなたのことはそれほど」は印象的で大切な3か月になっているので、同じチームに再び呼んでもらえて気合が入っています。日常のなかで大きな出来事が起こる訳ではないですが、誰もが共感できて、登場人物に感情移入できるようなストーリーになっていると思うので、たくさんの方に楽しんでいただけたらうれしいです。


佐藤敦司(プロデューサー)コメント
桜井ユキさんに演じていただく久住眞於は、清楚で知的な雰囲気と妖艶さを併せ持つバイオリン教室の講師です。そして元婚約者の弟である中川大志さん演じる理人からの恋心に気付きながらも、距離を持って接し、講師と生徒の関係を続けていきます。儚げな美しさ、そして思わず男性がドキッとしてしまう素敵な笑顔をもつ桜井ユキさんに、ぜひこの役を演じていただきたいと思いました。桜井さんにはバイオリン教室の生徒たちと共に、もがいたり悩んだりしながらも必死に自分と向きあう強くて優しい女性を演じていただきたいです。
鈴木伸之さんに演じていただく加瀬侑人は、多少荒っぽさを感じる豪快さがあるものの、自分の気持ちに嘘をつかないで生きる、ありのままな人です。「あなたのことはそれほど」の有島くんとは違う一面を見せてくれるに違いないと確信し、鈴木伸之さんにお願いしました。
眞於と侑人の二人の過去、そして今現在の二人の距離。この先の行方にもご注目いただきたいと思います!
 
あらすじ
「ごめん、今になって」「すきな子がいる」と、小暮也映子(波瑠)は寿退社間近に婚約者から婚約破棄を告げられる。泣きながら放心状態でフラフラと立ち寄ったショッピングモールで「G線上のアリア」の生演奏を耳にしたのをきっかけに、大人のバイオリン教室に通い始める。
教室で同じクラスになったのはイマドキの大学生・加瀬理人(中川大志)と主婦の北河幸恵(松下由樹)。人間関係もバイオリンも一筋縄ではいかない3人を取り巻く人間模様と、それぞれの想いが交錯していく…。
(modelpress編集部) 
 

 
滝沢カレン、連ドラ初レギュラーで妊婦役 鈴木伸之の妻に<G線上のあなたと私>
滝沢が演じるのは也映子らが通うバイオリン教室の講師・久住眞於(桜井ユキ)の元婚約者で、理人の兄・加瀬侑人(鈴木伸之)の妻・加瀬芙美。

芙美は現在妊娠中でおなかの大きな妊婦。明るく天然でどこか抜けているが、夫の侑人はぞっこんという役どころだ。滝沢は、連続ドラマの初レギュラー出演に加え、劇中で出産・子育てを経験し、妊婦役・母親役を演じることになるが、「私の妊婦姿は、皆さん急に見たら驚くと思うのですが、いつもとのギャップを楽しみにしていただければと思います」とアピール。
 
2019/09/12 公開 【TVガイドdan vol.26】中川大志×鈴木伸之メイキング動画

 
2019.11.19 21:00 モデルプレス
<鈴木伸之&滝沢カレン「G線上のあなたと私」インタビュー>夫婦役で共演、印象に残っているシーンは?「幻のアドリブ」も明かす
TBS系火曜ドラマ「G線上のあなたと私」(毎週火曜よる10時~)で夫婦役を演じる劇団EXILEの鈴木伸之(27)とモデルの滝沢カレン(27)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
鈴木伸之&滝沢カレン「G線上のあなたと私」インタビュー
恋愛マンガの名手・いくえみ綾氏の同名漫画をドラマ化した今作は、大人のバイオリン教室を舞台に、世代を超えた友情、そしてちょっぴり切ない恋を描く物語。

寿退社間近に婚約者から婚約破棄を告げられた主人公・小暮也映子を主演の波瑠、大人のバイオリン教室で出会う大学生・加瀬理人を中川大志、主婦・北河幸恵を松下由樹が演じる鈴木は理人の兄・加瀬侑人役、連続ドラマ初のレギュラー出演となる滝沢は侑人の妻・加瀬芙美役で出演している。
 

夫婦役・鈴木伸之&滝沢カレン、印象に残っているシーンは?

― ドラマでは夫婦役を演じていますが、これまで共演経験はありましたか?

鈴木伸之:バラエティ番組で何度かお会いしたことがありました。あと、7年ほど前に雑誌のデート企画で横浜ロケを。そのときが初共演でした。

― そこから7年。ドラマ現場でのお互いの印象を教えて下さい。

鈴木:すごく真面目だなという印象があります。バラエティ番組でよく観させていただいているんですけど、面白い方だなと思っていたので、最初に奥さん役と聞いたときからどんな風になるんだろう?って楽しみでした。期待を裏切らない面白さもありつつ、バラエティ番組で観る滝沢さんとは違う一面もあって。とにかく真面目なので、集中して現場に来られているんだなと見ていて感じます。

滝沢カレン:イメージしていた通り、温かくて誰からも愛される方だなという印象です。あと、同い年なんですけど、大人っぽいし年上だと思っていたんですよ。すごくしっかりされていて、皆さんとコミュニケーションをとっているところを見てすごいなーと思っています。明るいですし、(2人が演じる夫婦の子ども・‪飛翔役の)赤ちゃんからも愛されているんです。‬‬‬

鈴木:それは分からないですよ(笑)。

滝沢:赤ちゃんもずっと鈴木さんを見ているんです。愛されていると思います!

鈴木:だといいです(笑)。

― 現場でもよくお話されますか?

滝沢:私は人見知りなので、緊張してしまって自分からはなかなか話しかけられないんですけど、鈴木さんと(中川)大志さんがお話されているところによく混ぜてもらっています。人の話しを聞くのが好きなので、皆さんの和の中に入って「そうなんだー」って。

鈴木:両親役の長野里美さん、信太昌之さんもすごく優しい方で、ドラマ同様、前室でもアットホームな雰囲気が漂っていますね。

― 加瀬家のシーンは和みますよね。滝沢さんは初の連続ドラマレギュラー出演ですが、その点はいかがでしょうか?

滝沢:皆さんが上手すぎるのでいつも緊張しているんですけど、現場が本当に温かくて、私の演技の下手さを隠してくれるし、皆さんのおかげでやれているなと思います。1人では何もできないです。

― 鈴木さんは夫役ということで、その辺りは意識していましたか?

鈴木:いやいや、謙遜されていますけど、すごくしっかりされているので僕は何も。滝沢さんが出てくるシーンは楽しいですし、観ていて面白いです。2話で子どもの名前を何にしようか話しているシーンとかも、ちょっとしたやりとりなんですけど和みました(笑)。大志もすごく笑っていましたし。滝沢さんご自身が持っているキャラクターと重なって現場も明るくなります。

― 子どもの名前を考えているとき、芙美が「苺朗(いちごろう)」と提案するシーンは思わず笑ってしまいました(笑)。

鈴木:「飛翔」になって良かったですよね(笑)。

滝沢:私もそう思います(笑)。

― 台本を読んだときはどう思いました?

滝沢:家族全員、苺が好きだから「苺朗」って、芙美さんは素直な人だなと思いました。でも、芙美さんは真剣に言っているし、色々考えた上で提案しているので全てに真面目なところが素敵だなと思います。

鈴木:芙美の天真爛漫さが出ていますよね。ほかにも、芙美のシーンで個人的に好きなのが、也映子さんが家に来て、玄関で芙美が「お母さんジロジロ見すぎですよ」っていうところ。僕は出ていないシーンなんですけど、オンエアで観ました。芙美の天真爛漫さ、滝沢さんらしさも出ていて好きです。

― お2人が共演されたシーンで印象に残っているシーンは?

鈴木:やっぱり「苺朗」(笑)。赤ちゃんが産まれそうってシーンなのに、理人に名前を報告しに行くのがあの夫婦らしいなと思います。

滝沢: 2人ともテンションが高くて面白いシーンですよね。

鈴木:「早く病院行けよ」って(笑)。現場のスタッフさんも大爆笑。

滝沢:実はあのシーンの最後に、鈴木さんがアドリブを入れていたんです。去っていくときに「ヒーヒーフー、ヒーヒーフー」って(笑)。

鈴木:そのアドリブは結局オンエアにはのってなくてカットされたので、幻のアドリブになりました(笑)。

― アドリブは結構入れられるんですか?

鈴木:その1回だけだったかな?

― カットされてしまったから、もう入れていないとか…?

鈴木:(冗談で)それもあるかもしれないですね(笑)。

一同:(笑)。

鈴木伸之&滝沢カレン、理想の夫婦像明かす

― ドラマも折返しを過ぎましたが、周囲の反響はいかがでしょうか?
滝沢:友だちはびっくりしています。女優さんのイメージがないと思うので、「よくセリフ覚えたね」とか褒めてもらえます。私が演技をしているというのが意外みたいです。

鈴木:僕は最近、オンラインゲームにハマっていて、高校の同級生とやっているんですけど、ゲーム上で「ドラマ観てるよ」とか、滝沢さんについて「キレイだよね」とか反響を。「会ってみてー」とかも言っていましたね。無理だよって(笑)。

滝沢:まさかそんな声が聞こえてくるとは!嬉しいですね。

― 今回、夫婦役ということで、お2人の理想の夫婦像を教えて下さい。

鈴木:芙美さんもそうですけど、家庭的な奥さんがいいです。ご飯を作って待っていてくれるとか、いいなーって思います。

滝沢:私は、もし子どもが生まれても、お父さん、お母さんにならず、ちゃんと男と女でいられる夫婦が理想です。ずっと恋愛していたいなって思いますし、2人のときは名前で呼び合えるような関係がいいです。

― では、最後になりますが、モデルプレス読者にメッセージをお願いします!

鈴木:ドラマは後半戦に入り、也映子さんたち3人がどうなっていくのか、さらに気になる展開が待っています。そして僕ら夫婦には子どもも誕生したので、その辺も楽しみにして観てほしいです。

滝沢:主人公は3人ですけど、その裏でも物語が動いていますし、加瀬家にも色々なことがあるので注目していただけたら嬉しいです。

― インタビューは以上になります!ありがとうございました。
 


複雑な恋愛模様も描かれる今作だが、2人が語っていたように、加瀬家が集合する場面はほっこり笑える癒しのシーンに。それが、切なくキュンとする本編の良いスパイスになっている。第6話以降(11月19日放送)、ますます複雑化する人間関係…也映子らの今後はもちろん、加瀬家の面々からも目が離せない。(modelpress編集部)
 
 
午後10:25 · 2019年11月19日