新型コロナウイルス感染症にはどんな症状か?

症状は通常、ウイルスに感染して4、5日後に現れますが、人によっては長ければ2週間たってから症状が出ることもあるようです。一方で、まったく症状が出ない人もいます。


現れる症状には次のようなものがあります。

発熱

息苦しさ 

体のだるさ

悪寒

筋肉痛

頭痛

喉の痛み

においや味がわからなくなる

吐き気や下痢といった胃腸の症状が出る人もいます。また、発疹やそれ以外の皮膚症状が起きるという報告もあります。感染した人の手足の指に赤紫色の発疹が出たというのが、その一例です。ただ、その理由やそれがどの程度頻繁に起きるのかはわかっていません。

ほとんどの場合は数週間たつと回復しますが、ごく一部に限られているとは言え、病状がとても重くなって思うように息ができなくなる人もいます。ひどい場合は、内臓が機能しなくなって死に至ることすらあります。

新型コロナウイルス感染症にかかると人によっては症状が何週間あるいは何か月も続くことがあります。

入院する必要があるほど病状の重い人ほどこうなりやすいようですが、病状がそれほど重くない人でも症状が長引くことがあるようです。新型コロナウイルス感染症の長期的な影響については、医師の間でいまも永遠に

調査が続いています。鈴木晴英