*リニューアル以降のものを取り上げる。リニューアル前と後の違いは、のちのち別の記事にまとめる。(多分)



〈ピノキオ〉や〈白雪姫〉と違い、多くのギミックが、近づいたらセンサーで作動するものではなく、常時何度もループし続ける仕様になっている。


(厳密には、4年ほど前のリニューアルにより、センサーで動くギミックが2箇所追加された。1.ビッグベン 2.ネバーランド前の右から二番目の星のシーン。後に詳しく記述する)




まぁ、おおむね常時ループ型のギミックということで、〈ホーンテッド〉や〈カリブの海賊〉、〈小さな世界〉と同じ部類に入るだろう。




【音楽】

全編で流れる音楽は〈You Can Fly〉だが、場面によって少しアレンジが施されている⤵︎



[ダーリング家]

オルゴール調。サントラの左耳から聞こえてくる。https://youtu.be/kbHLlYbUv0I




[ロンドン]

乗り場でも流れているオーケストラ調のバージョン。サントラ化されているのは、ダーリング家とこのバージョンのみ。https://youtu.be/kbHLlYbUv0I





[ネバーランドや島に住むキャラクターたち]

メロディが一部変わっていたり、ロンドンのとは違う楽器が聞こえたり、低音が強調されていたりする。少々分かりにくいが、ロンドンのバージョンとは異なっている。




[フックとの対決と結末]

アコーディオンやフルートによるアレンジ。フルートのメロディが印象的なため、ここは比較的違いが分かりやすいだろう。(筆者は、特にこのアレンジの音源化を強く望んでいる。)







【レールや安全バー】




レールは、見ての通り吊り下げ式である。また、2人で乗るときは問題ないが、1人で乗ると、船がドン!っと押し出されるような振動がたびたび起きる(特に、ミニチュアのネバーランド付近)ため、重量があるほうが船は安定するようだ(ただ、1人の方がスリルは増すため、個人的にはおすすめである)。





〈ピノキオ〉の際にも記したが、バーのカバーは少し大きめ(〈ホーンテッド〉と同じくらい?)。おそらく、船が揺れやすいことへの考慮だろう。




バーのシステムは、〈ホーンテッド〉や〈バズ〉などと同じで、出発する直前にバーが自動的に下がりロックされ、帰りの場所で自動的に上がるようになっている。



だが、出発の際はキャストによりバーを下げられたり、下げるよう求められたりする。(特に方針は決まっていないようだ)




↑ディズニーワールドでは、自動でバーが下がるのを利用して、キャストが妖精の粉をかけてバーを下げるという演出がなされているようだ。せっかくなら日本もそうすれば良いのでは、と思う。







このティンクが具体的にどう吊り下げられているかは、乗った際に上の方を覗けば確認できる。







【本編】


[ダーリング家]





BGMはオルゴール調。



3兄弟は首とまぶた(おそらく)が動く。



この動くピーターの影は、アナハイム(2015年のリニューアル後)やパリ(同上)と同じ映像が使用されている。そのため、アナログなピーターの影を見ることができるのは、今現在ディズニーワールドのみだ。左手には、割と堂々とマッピングの機材が置いてある。



この画像のピーターの足元に、ダーリングの主人と夫人の写真が立てかけてある。





[ロンドン]




BGMはオーケストラ調のバージョン


乳母犬のナナは首と口が動く。


グルグル回る4人の影は、東京でしか見られない演出。仕掛けは、〈ホーンテッド〉の13時を指す時計の手の影と同じカラクリかマッピングのどちらかである。どちらなのかは、筆者自身確認できていない。






リニューアル後に追加されたビッグベンのギミック。これはおそらくセンサー式。


画像だと反射で見えづらいが、実際はよく見える。


ここのピーターの声は映画と同じだが、[ダーリング家]のピーターの声優(おいでよみんな!さぁ行こー!)は映画と違うため、矛盾が生じている。








右から二番目の星。これもおそらくセンサー型。


このギミックも、4人の影と同様、東京にしかない。


右下には非常口がある。