繁華街・歓楽街対策についてをテーマに


神奈川県警察本部を視察しました。


神奈川県では暴力団組織の温床となり、


社会全体の治安悪化を招くことになりやすい繁華街や歓楽街の対策として、


これまでも取締りや環境浄化対策を実施してきたが、


特に「街頭防犯カメラシステムモデル事業」と昨年8月、埼玉県でも施行され、


同様な「神奈川県暴力団排除条例」が昨年4月から施行されている


運用状況等も含めた歓楽街。繁華街対策の実情を視察しました。


防犯カメラを設置することにより、


街頭犯罪認知件数の三分の一減少したとの説明を受けました。


プライバシーの問題には、個人が特定される画像については、


始めからマスキングを施したり、犯罪が発生した時の映像確認には


関係者と警察官とで立会映像を確認する等、


個人のプライバシーに配慮した運営をしている旨の説明があり、


神奈川県では、防犯カメラの設置に係るガイドラインを作成していると


併せて説明と資料を頂きました。


埼玉県では、議員立法で防犯のまちづくり条例を作る際、


防犯カメラの取り扱いが議論になり、


イギリス型は、公共の施設であればプライバシーより


公共性に重点を置く考えでカメラの設置がどんどん普及しているが、


逆にアメリカ型の考えは、カメラの設置より人間の監視の目の方が、


良いと言う考えで、トイレや公園に人を配置して


犯罪の抑止に取り組んでいることから、


日本型はどうするかと言うのが争点になったことがありました。


難しいところでありますが、


犯罪の抑止に重点を置いた方が安心して暮らせると考えます。


皆さんは、どう考えますか。