こんにちは、親友から素敵な置き時計をいただきました。


鈴木亮平です。


西郷どん 42話『両雄激突』、観ていただきありがとうございました。


いかがでしたでしょうか?


アメリカ → ヨーロッパ → アジア と世界を一周してきた岩倉使節団。


そこから帰り、何かに取り憑かれたように突き進もうとする一蔵どん。


その一蔵に、吉之助も言ってはいけない言葉を言ってしまいました。



ここへ来て改めて思うのですが、大久保さんと西郷さんはこれまで、本当に違うものを見てきているなぁということ。


若かりし頃、10年間も農村を走り回り、村人たちと過ごした西郷さん。


一方その頃、大久保さんはお城で事務仕事に励んでいました。


二つの島で島民の暮らしに寄り添った西郷さんと、薩英戦争で西洋文明の脅威を目の当たりにした大久保さん。


その後、戦の最前線に立って多くの死を見てきた西郷さんと、後方で政治工作を担当した大久保さん。


留守政府を任され、廃藩後の国の混乱に向き合ってきた西郷さんと、一年半かけて世界の列強を見てきた大久保さん。


「日本を世界に負けない国にする」


同じものを目指していた二人ですが、こうして振り返ると見てきた物はいつも違うんですよね。


違うからこそ、最強だった二人。


そして、だからこそすれ違っていく二人。



来週の西郷どんは『さらば、東京』


理想の国作りを目指して覚悟を決めた一蔵と、吉之助たちの意地がぶつかります。


見逃せない大切な回になっております。


お楽しみに!


熊吉   お房さぁと
東京の長屋にて