こんにちは、鈴木亮平です。


『宮沢賢治の食卓』全5話、観ていただいてありがとうございました。


この作品は、本当に良い共演者、良いスタッフ、そして何と言っても良い脚本に恵まれたなぁと、放送を観て改めて思いました。


感謝、感謝です。


最終話。


あの滝のシーンは、僕の中でとても思い出深いシーンとなりました。


うまく言えないんですが、あの場で詩を叫ぶことは、おそらく現実にはないと思うんです。普通のドラマの脚本なら、「とし子!」と叫ぶところで終わりなのです。その方が自然と泣けるはずなのです。


でも、ヤング宮沢賢治のエネルギーはそれでは終われないのです。創作家の人生は、単純なリアリズムには収まりきれないのです。その先の何かにまで必死に手を伸ばさずにはおられないのが、この作品の賢治なのです。


なんというか、そういう意味で、僕の中ではあのシーンが「宮沢賢治の食卓」を象徴する、思い出深い大切なシーンとなりました。


なかなか、うまく言えないんですけど…


『宮沢賢治の食卓』を観ていただいた皆さん、本当にありがとうございました。


皆さんにとって、何年後かに「ああ、あのドラマ良かったなぁ」と思い出してもらえるような、そんなドラマになったなら嬉しいです。


これからも、皆さんの心に長く残る作品を作れるように頑張りますね。


ではでは!


【追伸】
今日は、このあと、もう一つブログをアップする予定です。ようやく、あれが変わります。お楽しみにー!