さてさて、今日は旅レポ 「沖永良部島(おきのえらぶじま)編」でごわすよ。
朝イチの飛行機で鹿児島空港を飛び立ったエアプレーン。
桜島を空から見下ろすとまたまたかっこいい。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/16/suzuki-ryohei/81/2b/j/o0960072013953045038.jpg?caw=800)
Google Earthも良いけどやっぱり本物の迫力は違いますねー。そこに地球の息吹と人の営みがありますものね。
しばらく飛ぶとだんだん海の色が変わっていき、ついに見えてきました。
あれが…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/16/suzuki-ryohei/2e/65/j/o0960072013953045041.jpg?caw=800)
オキノエラブ・アイランド!
空港に降り立つと、いきなりこんな横断幕が!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/16/suzuki-ryohei/9e/66/j/o0960072013953045051.jpg?caw=800)
うおっ!
期待されている感が伝わってきて、身が引き締まります! 頑張ります!
早速ホテルにチェックインし、今回は原付をレンタルして島を回ることに。
沖永良部島では、ずーっとこんな景色が続きます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/17/suzuki-ryohei/46/c1/j/o0960072013953063537.jpg?caw=800)
のどかですねー。
沖永良部島は人口約14000人、バイクでのんびり一周しても一時間半ほどで回れてしまう小さな島でした。
住所的には鹿児島県ですが、場所的にはほぼ沖縄に近いので気候もあたたかです。気候、あったかいんだから。
おっとしかし、
皆さん、こう思っていませんか。
「今回は西郷さんに出会う旅なのになぜ鈴木くんは南の島でのんびりリゾートしてるんだろう」って。
それはですね、ずばり、西郷さんが一時期この島に住んでいたからなんです。
しかも、なんとお殿様の怒りを買ってしまったため、罪人として流されてきてしまったのです。
その時西郷さん、今の僕と同じ34才。
いやーなかなかの苦労人ですね、西郷どん。
だから、この島にもこの神社があるんです。
「南洲神社」in OKINOERABU.
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/16/suzuki-ryohei/89/56/j/o0956069613953045055.jpg?caw=800)
ちなみに自分を指して「南洲」という名前を使いだしたのは、沖永良部島からだと言われているそうな。
って、あれ? 正面に立つあの影はもしかして…
出ました西郷どんドーーーン!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/16/suzuki-ryohei/61/63/j/o0657096013953045060.jpg?caw=800)
ツンもワーーーン!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/16/suzuki-ryohei/3b/1f/j/o0486056713953045063.jpg?caw=800)
南の島に西郷さんの銅像があるの、何となく不思議な感じがしますねー。
そしてここから歩いて1分。
西郷さんが住まわされていた場所に、西郷さんが入れられていた当時の牢屋が再現されていました。
それがなんと、風も吹きすさぶ屋外。海岸のほど近くにあり、広さもたった四畳ほど。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/17/suzuki-ryohei/94/ff/j/o0720096013953063552.jpg?caw=800)
む、この後ろ姿はもしや!
はい西郷どんドーーーン!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170604/16/suzuki-ryohei/dd/3a/j/o0851096013953045079.jpg?caw=800)
って…あれ…
これが、西郷さん??
ドーン感があんまりない…
それもそのはず、西郷さんは2ヶ月に及ぶ牢の生活で衰弱しきってしまい、やっと居心地の良い牢に移されたときには、あのたくましい西郷さんが自力では歩けないほどだったそうです。
しかしその後は、島の親切な恩人の助けもあり、体調も回復し、一年半後にふたたび薩摩に呼び戻されるまで、西郷さんはこの島でとても穏やかな生活を送っていたそうです。
いやーその穏やかな感じ、なんとなく分かるなぁ。
この島ではゆったりとした時間が流れていて、何より自然がとっても豊かなんですよ。
でっかい鍾乳洞があったり。
小学校の校庭に日本一のガジュマルがあったり。
中でも僕が一番お気に入りだったのは、田皆岬という島の突端です。
はい、どうですか!この光景!
ザバーン!
ここ、立ってみるとめちゃめちゃ気持ちいいです。
そう!何を隠そうこの場所が、今回の旅の絶景ベスト3のうちの2つ目めなのです。
この田皆岬には、こーんな最高のピクニックスポットがあったり、
フォトジェニックな白い灯台もあったりするんです。
もうね、あんまり美しい場所なので、鈴木はここで新しいスキルを手に入れてしまいましたよ。
名付けて…
忍法パノラマ撮影の術!
いやー、景色もすごいけど、最近のスマホ、すごいですね。こんな機能があるなんて、今まで気づきませんでした。
と、こんな素敵でのどかに見える田皆岬ですが、実際は柵のない断崖絶壁に囲まれており、強風が吹きすさぶ絶叫スポットでもあります。
皆さんも田皆岬に行かれた際には、足元に十分気をつけて楽しんでみてくださいね。
いや、しかしですね。
実は、沖永良部での僕の「一番の」お気に入りの場所はここではないんですよ。
実は、地元の方から秘密のビーチの情報を聞きまして、そっと一人で行ってきたんですが、そこが自然のパワーを感じるとっても美しい場所でした。
どうですか、この場所。気に入っていただけましたか。
以上、沖永良部島でゆったりとした時を過ごし、この島を愛したであろう西郷さんの気持ちに少しだけ近づくことができたような1泊2日の島旅でした。
他にも、夜に飛び込んだ居酒屋で地元の人たちや寄港していた天草の漁師さんとお話させていただいたのも良い思い出です。
反省点は、、、そうですね。日焼け止めの塗り直しを忘れて思ったより焼けてしまったことくらいでしょうか。
さてさて次回はいよいよ最終回。
南九州の最後を締めくくる次の目的地は、、、
神話のふるさと宮崎県!
そこで出会った三大絶景の残り一つや、「え!こんなところにこんな魚がっ!?」と叫んでしまった出来事とは?
お楽しみに!
・やっぱりクマムシ差し込んでみた
・タラレバ風に灯台掴んでみた
・眩しいふりをしてのウィンク