皆さんこんにちは。


ほんっとうに沢山の誕生日コメントありがとうございました!


こんなにも沢山の方々に応援していただいているということを、改めて実感しまして、こりゃふんどしを締め直して頑張らなあきまへんわ~と決意を新たにしております。


鈴木亮平です。


さてさて、WOWOW連続ドラマW『宮沢賢治の食卓』の撮影が目前に迫る中、


行ってきました、みちのく一人旅。




賢治様にご挨拶し、彼が暮らした世界を肌で感じる旅です。


ドラマでも舞台になる、賢治の故郷岩手県花巻市。


レンタカーを借りて、ゆかりの地を巡りました。



いやー本で読むのと実際に行って見るのとでは、やっぱり全然違いますね。


こういうところに生まれたのか…


こんなに見晴らしの良い場所で、妹のトシさんは療養していたのか…



空気感や景色、音や距離感、本からだけでは分からない宮沢賢治の息吹が伝わってくるようでした。


現在のイギリス海岸


でんしんばしらさんで立入禁止とはシャレてます。


西洋料理・山猫軒



あそうそう、それとですね。


朝ドライブしていたら、地面全体からこういう風に湯気が立ち上っていたんですよ。



しかもここだけじゃなくて他のどの田んぼからも。


とっても綺麗で幻想的な風景だったのですが、これ、何ていう現象なんでしょうか?寒いとこうなるんですか?知っている方がいたらぜひ教えて下さい。


郷土料理のひっつみをいただき、


途中、ちょっと浮気して世界遺産・平泉にも(賢治さん、すみませんっ!)




中尊寺は金色堂はもちろんすごいんですが、
ここの宝物館にある千手観音が圧巻の出来栄えでした。


一見の価値ありでございます。


そして世界遺産には登録されていないけれど、僕が好きだったのはここ!


達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)


ここはあの坂上田村麻呂が建立したという、とっても古い場所。階段を上がって入る中の雰囲気も迫力があって非常に素晴らしいので、ここは鈴木遺産に認定したいと思います。


なんだかすんごい厳美渓(げんびけい)↑


弾丸スケジュールでの旅でしたが、賢治さんの生きていた世界に少しだけ触れられて、これから彼を演じる上での気づきをたくさんいただきました。


病弱なイメージもある宮沢賢治ですが、今回のドラマでは彼が故郷で教師として生き生きし、生命力に溢れていた時代が描かれます。


これまで作り上げられてきた宮沢賢治像とは、一味も二味も違ったカラフルな宮沢賢治を皆さんにお届けできると思います。


精一杯演じさせてもらいますので、楽しみにしていてくださいね。



2017年   岩手県花巻市にて