今日はとてもとても大切な、海のシーンの放送でした。





花子さんの自責の念、英治のやりきれなさ、二人のどうしようもない悲しみ、それらがゆっくり溶け合ってゆくのを、歩が空から笑って見てくれていたような、優しいシーンになったんじゃないかと思います。


英治にとっては、これまでで一番必死になったシーンでした。大切な人の死を何度も経験してきた英治だからこそ伝えられる想いを意識しながら演じたつもりです。


ところで、実は歩関連のエピソードには、実際の村岡花子さんのご子息、道雄くんの史実から拝借している部分がかなりあるんです。


「神様にあの女の人のところへ行きたいと頼んだ」というセリフや、「ママのダーリン」の歌詞も、実際の道雄くんが語り、歌っていたものだそうです。


歩がなくなる夜のシーンも、花子さんと歩のセリフは原案の本からかなり忠実に再現されています。昨日英治が読んだ「お母ちゃまの心にも雨が降っています」という文章も、道雄くんが亡くなった夜に花子さんが書かれたもので、撮影前に教文館で直筆のものを見てきたばかりでした。蓮子さんが読んだ短歌も、実際に白蓮さんが傷心の花子さんに送った歌だそうです。


悲しみを乗り越えた家族だからこそ生まれる笑顔。絆。そして、ここから本当に始まる翻訳家『村岡花子』の生き様、明日からはそんな「花子とアン」を見ていただければ嬉しいです。



そして!


最後にもう一つ、海といえば…


映画『ホットロード』


いよいよ明日から公開です!


明日の初日舞台挨拶が楽しみで今からワクワクしてます。


こちらもぜひ、よろしくです!



〈出演情報〉
【テレビ】
8/16 NTV『嵐にしやがれ』
8/20 NTV『ザ!世界仰天ニュース』

【雑誌】
8/9 「TVガイドPERSON」
8/11 「Quick Japan」表紙
8/12 「ar」
  「andante」(フリーペーパー)
8/13 「TV Bros.」
8/15 「ケトル」
8/16 「2nd」
8/16 「からだにいいこと」
8/18 「TOKYO HEADLINE」(フリーペーパー)
8/19 「CUT」

【ラジオ】
8/23(土)9:10~ J-WAVE「COLORFUL STYLE」