これまで演じた全ての中で、最も悲しいシーンでした。


でも


それでも


夜は明ける


時間は進む


人は支え合う


悲しみを抱えた村岡夫妻が、ここからどう立ち直るのか、そして、この出来事があったからこそ、さらに力強く児童翻訳家としての道を歩んでいく村岡花子さんの人生を、これから観ていただければ嬉しいです。



さてさて、


ここからは撮影の裏話。


撮影中、村岡歩を演じる横山歩くんは、現場でいつもついついはしゃぎまわってしまうんですが、その分疲れてすぐ寝てしまうんです。


今日のシーンでも、「あゆむ!あんまりはしゃいだら寝ちゃうぞ!」とさんざん注意してたのにも関わらず走り回っていて、ふとんに入ったとたん10秒で寝てしまいました(笑)


そのままでは撮影ができないので、「よしあゆむっ!撮影するぞー。起きろ!」と言って、みんなで起こして立たせたんですが、


もう、マンガみたいにフラッフラなんですよね(笑)


本人は一生懸命起きようとして「はいっ!本番!」とか元気に返事してるんですが、もう終始白目で、誰かが支えていないとすぐに倒れちゃう状態で…


悲しいシーンなのに、花子さんもスタッフも、全員爆笑が止まりませんでした。


しかも、その後3分くらいずっとフラフラでしたからね。


歩のおかげで、あの日の撮影も、最後まで現場には笑いが耐えませんでした。


子供って、ほんとにすごいですね。


それでは、また明日。


ぜひ、観ていただければ嬉しいです。



鈴木亮平