前回の記事、たくさんのコメントありがとうございます。
 
 
毎回、一つずつ大切に読ませていただいています。本当にありがとう。
 
 
今日の「花子とアン」は、英治の事情が明かされた回でした。この時期は、花子さんの気持ちを思うと辛く、今振り返っても大変な撮影でした。精一杯演じたつもりです。明日も、観ていただければ嬉しいです。
 
 
ところで、ドラマの中で花子さんが働く聰文堂のモデルは銀座にある「教文館」なんですが、その教文館で開催中の「村岡花子 出会いとはじまりの教文館」展に行ってきました。  
 
 
 
そんなに広い会場ではないのに、花子さんの写真や出版物、直筆の文章など貴重な資料がたくさん展示してあり、気が付くと2時間近く見いってしまいました。  
 
 
花子さんが編集部員として働いていた教文館。花子さんと夫の敬三さんが出会ったのも教文館。二人が交わした情熱的な直筆の恋文もあり、100年前のお二人の体温が伝わってくるようでした。   
 
 
現在本屋さんになっている3階には、当時花子さんが働いていた編集部があったそうで、その場所は床にテープで囲ってあったり。
 
 
 
 
今、あの花子さんと同じ場所に立っているんだと思うと、なんだか感動してしまいました。   
 
 
そして、当時の花子さんが、教文館の三階の窓から眺めていた銀座の街並みは、
 
 
今はこうなっています。 
 
 
アップルストアにブルガリ、松屋銀座もすっかり近代的ビルに。
 
 
時代の移り変わりを感じますね。でも、歩いている人たちは、昔と同じように家族を愛したり、パルピテーションを感じたり、悩んだりして生きているんだろうなぁなんて思ったり。
 
 
ちなみに、村岡印刷こと福音印刷は、この教文館のすぐ裏手にあったと記してありました。
 
 
ドミンゴのようなカフェーも、当時はたくさんこの界隈にあったんでしょう。
 
 
そういった地理や位置関係も知っておくと、ますます『花子とアン』を楽しめるかもしれませんね。
 
 
それでは、ごきげんよう!