昨夜、相馬公演が終了し、舞台『HIKOBAE』の全公演が終了しました。
来てくださった皆様、また、遠くから応援していただいていた皆様、本当にありがとうございました。
この数カ月間、相馬での取材、NY公演、東京公演、相馬公演と通じて、沢山のひと、沢山の想いとの出会いがありました。
実際に経験された方々の前で、ご遺族の前で、演じるということ。あの消防団の法被に袖を通すということ。地元の言葉で演じるということ。これほどのプレッシャーを感じたことはありませんでした。
一体どれほどのものを背負えば、演じきれるんだろうと、悩みました。
しかし、公演後、来てくださったお客様みなさんとの会話の中で、そして消防団の方からの感想を聞く中で、英治という役を演じられてよかった、役者をやってきて良かった、そう心の底から思えました。
『HIKOBAE』は終わりましたが、芸術での復興を目指す″HIKOBAEプロジェクト″はこれからも続きますし、自分自身これからも、役者として自分にできる形で、長く復興に関わっていきたいと思います。
あらためて、皆さん
本当に、ありがとうございました！
相馬の方々と。
さらに昨日は、終演直後から急に熱が。ぎりぎりまで頑張ってくれた体にも感謝。今日はゆっくり休もうと思います。
みなさんも、風邪には気をつけて！