2010年、いろんな「初めて」がありましたが、まだ皆さんにお知らせしていなかった俺の初体験があります。
5月22日のブログで『シバトラSP(スペシャル)2』に関して、
「今回の『シバトラSP2』では、鈴木亮平、全く新しいことにもチャレンジさせていもらいました。放送では観れないんだけど、また発表できる時期になったら…期待してて下さい!」
って書いてたの、覚えてますか?
そう、これ。
実は
鈴木亮平、
監督やりました。
シバトラでは、ドラマ本編放送中、『裏トラ』という短いスピンオフドラマをネットで配信してたんです。DVDボックスの特典に全11話入ってるんですけどね、最終回なんかキャスト全集合&監督が気合入りすぎて深夜までの撮影になってましたからね。それくらいみんなノリノリで熱く創ってたスピンオフなんです。
その裏トラを、今回『裏トラSP2』として、脚本と監督をやらせていただきました。
SP2の撮影の初日、「今回も裏トラやりましょうよ!」と何気なく言ってみたら、プロデューサーの柳川さんから、「じゃあ、脚本書いてきてくれたらいいよ、撮影3日後ね。」とまさかのお言葉。
まじか!ってことで、大急ぎで5分ほどの脚本を書き、病院のロケ現場で、空いた時間に撮影することに。
出演メンバーは、本牧高校チーム、大東俊介くん、川野直輝くん、末永遥ちゃん、倉貫匡弘くん、三浦涼介くん、聡太郎くん、そして俺の7人。
卒業後、それぞれの道を歩き出していた7人が、美月のおかえりパーティーの企画会議のために、久しぶりに集まって…というストーリー。SP2の本編と同時に起こっていた、もう一つの美月への思いを描いています。
ただね、とにかく時間がないので、もちろんいつもの裏トラみたいにいい環境ではできない。
スタッフはカメラマンさんが一名のみ、照明さん、録音部さんはなし、というひたすら自主制作的な環境。
3時間で80カット撮らなきゃいけない超強行スケジュール。
そして… 監督が初監督。
前日の夜、寝ずにカット割りを考え、当日自分たちの出番が終わったあと、控え室を舞台にして、本編撮影班の邪魔にならないように撮影。
こんな強行でうまくいくのか、と正直不安だったんですけど…
そこはやっぱり、役者とカメラさんがプロでしたからね!
アイディアを出してくれたり、意見を言ってくれたり、俺の足りない部分を全部埋めてくれて、びっくりするくらい濃密な撮影になりました。
みんな本当にありがとう。
いやー監督する立場になって、役者、カメラマンのすごさが分かりました。
おかげで、自信作が完成しましたよ。
『裏トラSP2』については、シバトラ公式ブログ『チームシバトラ通信』で柳川プロデューサーが写真つきで詳しく書いてくれてるんで、そっちもチェックしてみてくださいね。
しかし元々、どこで発表するかは決まらないまま撮った作品。
皆さんにお披露目できる機会があるのかないのか(笑)!
『シバトラSP2』がDVDになればええんやけどなぁ。
まぁとにかく、初監督を終えて思ったのは、「監督すげえ!」ってこと。
5分でもこんなに大変やのに、長編を撮ってる監督は、ものすげえね。