こんにちは、すずきのりかずです。
昨日、自民党本部にて、TPP交渉における国益を守り抜く会に参加し、ブルネイでの交渉結果について政府から報告を受け、また関係団体の皆さんの思いもお聞きしました。
私も地元山形で、農業関係者の方をはじめ、TPP交渉について不安に感じる方と、意見交換を頻繁にしていますが、一番の問題は情報開示が不足しているところです。
ただ、昨日の会議のなかでは、自民党が守るといった重要五品目については、守るということを前提とした交渉を政府が行っているということは、確認できました。
また、農家以外の方からもよく質問を受ける、食品の安全基準についてですが、科学的根拠をもって、安全を確保することが当然求められます。これについても日本の基準を緩めるようなことはあってはなりません。これからも自民党が決議した内容のとおり対応していきます。
それとは別に、アメリカとの二国間交渉についての話しにもなりました。日本の国益を念頭に、政府には対応してもらうべきとの議論がありました。
市場アクセスをはじめとして、これから詰めの協議が行われる見通しです。政府による交渉と、自民党の判断が違わないように取り組んでいただきたいです。違うような場合には、皆さんに納得していただける対応をするつもりです。
ただ、甘利大臣が日本の国益のために、先頭に立って交渉しているのも事実です。大国のルールの押し付けにならないよう、日本の役割を認識しながら政府には交渉にあたってもらいたいと思います。
鈴木 憲和