ここ何ヶ月も考えていた…
アタマの中を占拠していた…
ぐるぐるぐるぐる…
ずっと考えていた…。
最近自分のまわりで色々なコトが起こっていた。
良いコトや、悪いコト。
新しい出会い、別れ。
ずっと一緒にやって来た仲間のコト。
新しい仲間。
古い仲間。
今いる場所。
向っている場所。
純粋なものに触れた時に感じた自分の邪念。
更には積上げて来たモノに対する疑問。
そして一番近い人に言われた。
「なんだその顔。鏡みてみな。いま自分がどんな顔してるのか。それが今のアンタの顔だ。」
「鏡の中の自分」
ジッと見つめる。
鈴木軍というグループを結成して3年が経ち、それなりに前に進んで来た。
しかし気が付くと…オレは現状をただ維持しているだけな気がした。
他人の事がわからないということすらも、
コレで良いや…と投げ出していた。
自分を大きく見せて威嚇してその気になっている顔。
ホントは小さいクセに。
これじゃエリマキトカゲだ。
そのことはプロレス以外の時間のコトも同様だった。
それ以外と言った方が正しいかな。
プロレスで手に入れたモノを振りかざしていた。
そしてアタマの中が言葉で埋め尽くされて行く。
オマエコノママデイイノカ？…
イママデトナニガチガウンダ？…
モウチョキンハツカイハタシタゾ？…
コレガオマエノゼンリョクカ？…
エラソウニイッテモタイシタコトデキテナイゾ？…
ショセンオマエハココマデダ…
ウソバカリナラベヤガッテ…
モウアキラメテルンジャナイノカ？…
ゴマカシテイキテルゾ？…
ナニヲマッテル…
ソノママデイルコトカ？…
オチナイヨウスルコトカ？…
コレデモウオワリカ？…
モウボウケンハシナイノカ？？？…
たぶん一瞬のコトだったと思う。
でもアタマの中を駆け巡った。
もう一度鏡に映る自分をみた。
そこに映っていたのは…
しょぼくれたオッサンの顔。
だらしない体。
その鏡に映っていたのは…
知らないうちに…いや、
知っていたけど目をそらしてきた
「自分自身」
こいつ…ダッセ～…
おまえはだれだ？
そこに映る男はとても醜かった。
ダメでどうしようもない男に見えた。
昔さんざんいつも言われてたじゃないか…
Never lie,
Never cheat,
Never quit.
…って。
嘘をつくな！
誤摩化すな！
諦めるな！
…って。
なのに今のオマエは何をやってるんだ？
アタマに来た。
許せないと本気で思った。
ふざけんなよ～こいつ…
ぜって～ゆるさねえからな…
てめ～ぶっとばしてやる…
…って自分に思った。
細かいコトや理由なんかは、
もうどうでも良くなった。
このままじゃいけない。
何かをしなければ！
思い立ったら動き出しは早かった。
すぐに目の前のコトから取りかかった…
そうして迎えた2014年のG1クライマックス。
開幕した時には、もうずいぶんと色んな事が進んでいた。
変わったところもあるし、変わってないところもあった。
でも確実にそれまでの自分とは違っていた。
それが何か？は、まあどうでも良い。
ただ大事なパーツが揃っていなかった。
新しい自分のビジョンはある。
今までの経験や情報で方法もわかっている。
確実にその方向に進んでいるのもわかる。
でもイッコだけ「なにか」が足りないのだ。
それも大切な「なにか」だ。
それをずっと探していた。
あとひとつの「なにか」があれば…
今の自分では新しい自分にはなれない。
それは欠けているからだ。
そこにハマるピースを探した。
どんなカタチをしているのかも、
どんな色をしているのかも、
何でできているのかも、
それがいったい何なのかすらも、
全くわからない状態だった。
だから探した。
あっちへこっちへ…
あの手この手で…
第一戦…
第二戦…
そして第三戦…
それは意外なところから見つかった。
意外な人物がキッカケとなり見つかった。
G1第三戦の相手、テンザン。
試合はいつもの様に進んだ。
でもオレのココロの中では叫んでいた。
(どこだ！どこだ！どこだ！)
試合も中盤にさしかかったところでそれは見つかった。
正確に言うと、見つかった訳ではない。
オレが考えていた事が「なんなのか」がわかったとでも言うのか。
アイツが放ったパンチがオレの右頬にヒットした。
久々にガーンと来た。
すると全身を「なにか」が走り回った。
まるで全身の毛穴が開き、
全ての毛が逆立ち、
血液が逆流しているかのような気になった。
オレの中にいた「なにか」が目覚めた。
そのあとは良く覚えていない。
試合後のコメントでこんなコトを言っていた。
なんだよ。
こんな簡単なコトだったよ。
何ヶ月も何ヶ月もアタマの中でグルグルぐるぐる回っていたコトが…
たった今すべての答えが出た。
こんな簡単なコトだった。
足りないから足しゃあそれで新しいモノが出来るのかと思っていた。
違うよ。
余計なモノ全部取っ払っちまえばヨカッタんだよ。
プロレスのリング上は、ヤるかヤられるかそれ以外なんもねえんだよ。
ちゃらちゃらしてる小僧共、オマエらが好きそうな言葉で言ってやる。
鈴木みのる覚醒しちゃったぞ！
これで今まで抱えていたものが全て解消された！
…とは思っていない。
ここから始まるのだ。
無機質な鏡という人工物はココロを持たない。
だけどオレには教えてくれた。
「ゴチャゴチャ言ってないで闘え！全てと闘え！」と。
昨夜からアタマの中がごちゃごちゃだったから整理するのに時間がかかった。
「鏡の中のオレ」よ！
しっかり見とけよ～～～～～～！
コレが「鏡の中の自分が教えてくれたコト」だ。。。。。
そんな訳で、明日7/28に新商品が出ます。胸にPマークの「ピロシャツ」です。ポロシャツではありません。ピロシャツです。白と黒があります。まだまだサマーアイテムが続々登場する、
鈴木みのるのオフィシャルグッズショップ
「パイルドライバー」
ピロシャツは、オレのお気に入り。パイルドライバー初のスタンダードラインです(笑)。おひとつどうぞ…。
アタマの中を占拠していた…
ぐるぐるぐるぐる…
ずっと考えていた…。
最近自分のまわりで色々なコトが起こっていた。
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新しい仲間。
古い仲間。
今いる場所。
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そして一番近い人に言われた。
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「鏡の中の自分」
ジッと見つめる。
鈴木軍というグループを結成して3年が経ち、それなりに前に進んで来た。
しかし気が付くと…オレは現状をただ維持しているだけな気がした。
他人の事がわからないということすらも、
コレで良いや…と投げ出していた。
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ホントは小さいクセに。
これじゃエリマキトカゲだ。
そのことはプロレス以外の時間のコトも同様だった。
それ以外と言った方が正しいかな。
プロレスで手に入れたモノを振りかざしていた。
そしてアタマの中が言葉で埋め尽くされて行く。
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もう一度鏡に映る自分をみた。
そこに映っていたのは…
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その鏡に映っていたのは…
知らないうちに…いや、
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「自分自身」
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ダメでどうしようもない男に見えた。
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でも確実にそれまでの自分とは違っていた。
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確実にその方向に進んでいるのもわかる。
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何でできているのかも、
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あの手この手で…
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そして第三戦…
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なんだよ。
こんな簡単なコトだったよ。
何ヶ月も何ヶ月もアタマの中でグルグルぐるぐる回っていたコトが…
たった今すべての答えが出た。
こんな簡単なコトだった。
足りないから足しゃあそれで新しいモノが出来るのかと思っていた。
違うよ。
余計なモノ全部取っ払っちまえばヨカッタんだよ。
プロレスのリング上は、ヤるかヤられるかそれ以外なんもねえんだよ。
ちゃらちゃらしてる小僧共、オマエらが好きそうな言葉で言ってやる。
鈴木みのる覚醒しちゃったぞ！
これで今まで抱えていたものが全て解消された！
…とは思っていない。
ここから始まるのだ。
無機質な鏡という人工物はココロを持たない。
だけどオレには教えてくれた。
「ゴチャゴチャ言ってないで闘え！全てと闘え！」と。
昨夜からアタマの中がごちゃごちゃだったから整理するのに時間がかかった。
「鏡の中のオレ」よ！
しっかり見とけよ～～～～～～！
コレが「鏡の中の自分が教えてくれたコト」だ。。。。。
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