本日、後期高齢者医療制度を廃止する法案を、民主党を始めとした野党4党が、足並みを揃え衆議院へ提出しました。
この後期高齢者医療制度とは、現行法では70歳以上は原則1割だった窓口負担を、70~74歳は原則2割と引き上げ、さらに将来的に高齢者の割合比率によって保険料を引き上げていく、という高齢者に対して突然の負担を強いる法律です。
この制度は小泉政権の強行採決により成立し、今年4月より施行される予定でしたが、政府は国民の反発を受けて現在凍結しており、平成19年度補正予算で対応していた所でした。
こうした中、先日私が中心となって「後期高齢者医療制度の廃止案を提出する」事を部門会で決定し、廃止案を取りまとめていました。
これが形となって、ようやく前進した事を嬉しく思うと共に、この廃止案が成立するよう願って、また新たに気を引き締めねば、という思いでした。