昨日は、本会議場で、政府提出の教育三法案と、民主党提出の教育改革関連法案を、並べて、審議をしましたが、本日から、参議院文教科学委員会が始まりました。政府から、総理・大臣と、民主党から、私すずきかんと西岡先生が答弁席に座り、、その双方からの教育改革案の審議が始まりました。途中、私すずきかんは、答弁席から質問席に移り、安倍総理と直接対決いたしました。結局、争点は、小泉前総理が作った行政改革推進法を見直すのか見直さないのかです。この法律の条文がそのまま、存在する限り、公立学校の教員の数を子どもの自然減を上回る削減を行わなければなりません。これでは、教育現場に人員を投入することができず教育改革はできません。また、同法は、国立大学の教員の定員も削減することとなっておりますので、教員の資質を向上させるための教職大学院の設置・充実などができないではないかということです。行政改革推進法と教育改革法をどちらを優先するのか、教員を減らすのか、増やすのか、教員の修士号取得者をふやすのか?教育実習を充実させるのか?私から総理に迫りましたが、総理からは、行政改革推進法の見直しを行う気がないこと、そのほかも、抜本的な制度改革を行う意思がないことが明らかになりました。現場に、規範意識ばかりおしつけて、人・金・知恵などの社会資源を投入せずして、どうして、まともな改革ができるでしょうか?