経済産業省・資源エネルギー庁、ベタープレイス・ジャパン(株)、(株)日本交通が連携して取り組む、世界初のバッテリー交換式電気自動車(EV)タクシーの実証運用のキックオフに行ってきました。

これは、鳩山政権が「新成長戦略」の基本方針で掲げた”グリーンイノベーションによる成長”の先導的な役割を果たすプロジェクトだと言えると思います。

EVは排気ガスを出さず、CO2を発生させないため、究極のエコカーとも呼ばれていますが、バッテリーの容量に限りがある為に走行距離が短い、また充電時間が長いという難点がありました。

しかし、今回のEVタクシーは、虎ノ門のバッテリー交換ステーションで、バッテリー交換を約1分で行う事ができ、充電時間の短縮と走行距離の延長を可能にしました。

7月末までの約90日間の今回のプロジェクトでは、実際のタクシー営業を行う中で、バッテリー交換にかかる時間、バッテリーの耐劣化性などの性能を検証するようです。皆さんもEVを今後見かける機会も増えると思います。

東京からクリーンイノベイティブを発信していく、とっかかりである本プロジェクトに期待しています。