本日、地方分権改革推進法、信託法、入札談合等関与行為の排除及び防止法の採決が行なわれました。民主党は、政府提出の入札談合防止法案には反対しました。なぜならば、この実態は、談合防止ではなく、談合すり抜け法案だからです。民主党は、きちんと独自に対案を出し、本当に、談合を防止するための法案を提出したにもかかわらず、審議すら十分行われず、政府はこの問題をやり過ごすために、名前だけの、談合すり抜け法案を提出してきました。即ち、政府案の対象範囲はきわめて限定されており、ほとんどが例外になってしまいます。障害者自立支援法の時も、そうでしたが、法律の名前だけみるといいことをしているようですが、中身は、まさに羊頭狗肉そのものです。どこまで、国民を欺けば気が済むのでしょうか?それを見抜けぬ、あるいは、見て見ぬふりしているマスメディアもいかがなものでしょうか?