芸術文化振興議員連盟のメンバーで、来年1月に、六本木にオープンする国立新美術館の内覧及び館長ら関係者との懇談して参りました。私も5年間、文教関係に身を置き、この三年間は、文教科学委員会理事として、一年間は、次の内閣の文部科学大臣を仰せつかり、この美術館の設立を見守って参りましたが、いよいよ完成し、感慨深く、内覧してきました。黒川紀章先生のアイデアがふんだんに盛り込まれ、新たな美術の拠点になることは間違いないでしょう!六本木には、森美術館、それから、防衛庁後のミッドタウンにサントリー美術館が引っ越してきますので、この美術館と相まって、上野と並ぶ、美術ゾーンに、六本木地区が生まれ回ります。この美術館は、コレクションをもたず、様々な現在美術活動を行っている方々へ一万平米のスペースを提供し、四千平米は、美術館が単独またはコラボレーションで企画展を開催するという、まさに、現在進行形の美術館で、しかも、今、活動している若手のアーティストの活躍の場を与えるというコンセプトです。この美術館の開館を期に、新たな世代がどんどん出てくること期待します。