本日は、13時から、民主党の介護福祉士勉強会を行い、今後の介護福祉士養成のあり方について、日本介護福祉士養成施設協会のみなさんと厚生労働省・文部科学省のみなさんと議論を深めました。今、54万人いる介護福祉士ですが、将来的には150万人必要といわれていますが、そのための養成体制がいまだに混迷しています。
15時からは、福島県立医科大学の佐藤教授が東京までおこしになって、福島県立大野病院事件の経過と今後の対処方針についてお話を伺いました。個別の裁判については、見守るしかありません。しかし、福島県立大野病院事件以降とまらなくなってしまった、専門医の逃散、萎縮医療、保身医療は、もうとまりません。結果として、多くの患者に影響が出ています。先日は、帝王切開が、4割も増えたという調査も明らかになりました。日本の医療を立て直すためには、要は、いかに、医療事故が起こった際に、公正にかつ、正義と真理に基づいて、裁かれるようにしていくか?ということです。科学的で公正な判断が、行政、司法、検察によってなされていくための制度・体制・人材育成のあり方について、現状をまず共有し、その抜本改革を行っていくための議論を深めました。