東村山と小平の二カ所で、子育て真っ盛りのお母さんを相手に、民主党の教育基本法案を中心とした教育政策についての講演をさせていただきました。
 教育政策というより、民主党がどんなことを大切に考えているか?前文を中心にお話させていただきました。
 子どもはやはり家庭が大事であること。その家庭を応援することが教育政策の第一であること。そして、これからの子どもたちには、共生の思想、とりわけ、人と人、宗教と宗教、自然と人間の共生が大切であること。
 平和と人間の尊厳を重んじる教育の重要性はかわることのないこと。そして、メディアで話題になって「日本を愛する心を涵養する」ことと等しく重要なこととして、祖先を敬い、子孫に想いをいたすということを、前文に盛り込んだことなどをお話しました。
 さらに、宗教教育を、民主党は、イギリス型をモデルに、生の意義と死の意味をきちんと理解してもらうために、そして、オウム事件などに若者を二度と巻き込ませないためい、宗教の意義については教えていくこと。
 さらに、私が金子郁容教授とともに、慶應大学助教授時代から提唱して、今では、足立区五反野小学校や、三鷹第四小学校、杉並区和田中、京都市御所南小など、各地で広まってきた地域による学校づくり、いわゆる、「コミュニティ・スクール構想」http://www.suzukan.net/com.htmlをさらに推し進め、地域の子どもは地域のみんながそれぞれできることをもちよって育てていく。そのための制度づくりも行っていくことや、幼児教育の無償化、これも、私が一貫して取り組んできました「高等教育の無償化」奨学金の充実などについても、学力も生きる力も、もっと、手をかけていかないといけないこと、そのためには、先進国最低水準の教育費の増額と、ボランティアの積極活用とプロとの連携が大事だと、ご説明申し上げました。
 お集まりいただいた皆さんには、実は、前文の教育にあたっての精神について、大いに賛同していただきました。
 こうした機会をこれからもどんどんもっていきたいと思います。是非、様々な方々からのご要請をお待ちいたしております。