東京で第二回の東京・北京フォーラムが開催されました。私は、昨年北京で行われた第一回フォーラムにも出席をし、基調講演させていただきましたが、今回は、今年1月以来、企画運営のお手伝いもさせていただき、本日は、パネリストとして一日中参加させていただきました。午前の全体会には、安倍官房長官、王毅中国大使を来賓として迎え、小林陽太郎前経済同友会代表幹事、趙啓正中国人民政治協商会議外事委員会副主任、陳コウ蘇日中友好協会会長、松本健一麗澤大学教授らが基調講演を行い、午後は五つの分科会に分かれてみっちり五時間議論を行いました。
 私は、第五分科会に出席し、国分良成慶応大学教授の司会のもと、日本側は自民党の加藤紘一先生、中谷元先生、林芳正先生、早稲田大学前総長の西原先生と私鈴木寛、そして、中国側は、前述の陳会長、王英凡全人大外事委員会副主任(元国連大使)、徐輝国防大学助教授、張平チャイナデイリーインターネット社社長らが参加し、「アジアの未来と日中関係について」というテーマで具体的に何ができるかを議論しました。私から、日中相互理解・相互尊重のためのメディアを新たに作るべきだということと、将来の日中問題を担う若者を育成のための人材育成スキームを創るべきだとの提案を行い、多くの方々から賛同をいただきました。今回も、私の恩師であります。北京大学国際問題研究所の副院長でありますジャー博士にお会いすることでき、さらに、旧交を温めることができました。http://www.genron-npo.net/forum_tokyopekin/001612.html