「次の内閣」文部科学大臣として最後の文部科学部門会議に臨みました。この7ヶ月間で、我々民主党が、公立学校の耐震問題を取り上げ続けた結果、本年12月までにすべての公立学校で耐震審査が決定しました。また、教育格差問題も取り上げ続けた結果、マスメディアもやっと関心を持ち始めていただきました。さらに、わが部門会議においては、子どもの安全のための補正予算案、学校安全対策基本法、校舎耐震化促進法、子ども園・子育て支援法(準備中)などの法案を作成しましたが、提案・対案路線を一貫して貫くことができました。ご協力頂いた、皆様に御礼申し上げました。
 また、本日は、特別支援教育を充実させるための学校教育法の改正案、及び、長年の懸案であった幼保一元化に道をひらく子ども園法案について、我が党の態度決定を行うための審議を行うとともに、弱視者用の拡大教科書の供給体制が、完全にボランティアに頼り切りになっており、十分にそれを必要とする子どもたちにそれぞれのニーズに対応した教科書が届けられていない問題について、弱視者用拡大教科書作成ボランティアの皆様からのご意見を伺い、文部科学省に働きかけを行いました。