昨日、私が座長を務めてさせていただいております、民主党周産期医療再建ワーキングチームの役員会をおこない、突っ込んだ話し合いをおこないました。引き続き民主党子ども政策部門会議において、厚労省を呼んで、与党の指示による無過失補償制度の不備について厚労省を追求しました。

このような中、10日、周産期医療再建に水を差す信じられないニュースが流れました。

二階経産大臣は「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」と厚労大臣との会談の席で発言しました。

本当に医者のモラルの問題なのでしょうか?

日本産科婦人科学会が本年10月30日に発表した「産婦人科勤務医・在院時間調査」(http://www.jsog.or.jp/news/html/announce_20081031.html)によれば、当直体制の病院における月間在院時間は平均301時間、最大428時間であり、労働基準法の規定をはるかに超えています。

この発言に対し、医療界では怒りを通り越してあきれ果てているとのことです。医師のみならず、市民、患者、患者家族などからも非難が相次いでいます。

皆様はどのようにお考えになりますか?