本日は、中華人民共和国教育部(日本の文部科学省にあたる)の副部長 陳氏とお昼から夜の会食までご一緒し、意見交換を行いました。

良い教員を養成するためにはどうすればよいか、プロ意識を持つ教員をどう養成していくべきか、ということは両国の共通した課題です。

陳氏によれば、近年、上海や北京で採用されている新任の教員は修士号を持っている方がほとんどであり、地方においても、教員になってから、eラーニングや地元の大学院において修士号をとる方が増えており、中国では、教員が修士号を持つことが浸透しているのだそうです。

また、師範大学では、教育の研究者とベテラン教員の両方から学ぶことができ、教育実習の期間は半年間で、そして、師範大学は無償であり優秀な人材を確保することに努めているそうです。

本日の意見交換を通じ、中国が教員を養成するために国を挙げて注力していることがわかりました。

中国でも大都市では半分が塾に通っているそうです。