いつもありがとうございます。
総務の鈴木です。
桜の季節となりました。
出会いと別れのある
美しい季節でもあります。
桜を見て、ふと
色々な思い出が蘇り
胸の奥が、つんとするような
そんな気持ちになりました。
こういう懐かしい気持ちを
「メンタル・タイムトラベル」
(心的時間旅行)と
呼ぶそうです。
写真や音楽、匂いなどの刺激で
過去を再体験すること。
「懐かしい…」という匂いの中に
放り込まれるような感覚。
心の中で
時間の旅行ができるなんて
素敵なことですね。
オリンピックや、甲子園などに
テーマソングがあることなどは
図らずしも
その時代を生きた
たくさんの人々にとって、
いつか
素敵な旅のチケットという
プレゼントになるなんて
素晴らしいことです。
誰かにとってそれは
母のお味噌汁の味や、
父の連れて行ってくれた
浜辺の匂いであることもあるでしょう。
修学旅行で友達と寝た
湿っぽい布団の感触かもしれません。
この季節、
新しいランドセルを背負って
入学する子供たちや、
少し大人びた顔をして
卒業する子供たちが
いつか
大人になる頃。
その胸ポケットには
そんな素敵な旅のチケットが
ぎっしりと詰まっていますように。
そんな素敵なことの
サポートが
大人なった私たちに
ちゃんとできますように。
それは、私たち大人が
自分の目の前の仕事を
丁寧に、ひとつひとつ
納めていくこと。
そうして、安全な社会を
きちんと作ることであると
考えます。
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ほんとうに悲しいのは
悲しい思い出が
残ることじゃないよ
思い出がなにも
残らないことが
一番悲しいんだよ
重松清(小説家)
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