幼い頃から、受け口を気にしていました。
下顎が突き出て、周りの子と違うな、から始まり
上の歯と下の歯が噛み合わず、物を噛み切るという行為が困難で
固いもの、せんべいやイカ、タコ、などは嫌い。
だって、食べられないから。
噛めないから、飲み込むしかなくて、喉につまって苦しくなって。
そりゃ食べなくもなりますわ。
柔らかいものを食べた時も、上側と下側の歯型の位置がずれ、
ウエハースパン(正式名称は知らず、いまでもあると思うウエハースにカステラ生地とジャムが挟まれた奴←)は必ずと言っていいほど、上側のウエハースのみがずれ、先に無くなる…
小学生の頃、転校をすると
ついたあだ名は「猪木」「ココリコ田中」「山田邦子」
顎を掴まれたり、わざと受け口をして見せて、
からかわれることも多くありました。
一度噛み合わせが悪い、との名目で歯医者通いをし小学生の頃には、なんとか物を噛み切ることが出来るまで矯正したことがあります。
が、その矯正器具で怪我を負い、いつしか辞めてしまっていたので
完璧に治ることもなく、
また下顎が特に小さいため、歯並びもガタガタ。
あっちに、虫歯、こっちに、虫歯。
とにかく歯医者が大っ嫌いになるほど通いました。
親や友達など近しい人は、そんな気になるほど
顎出てないよ、などと言うけど、
「それ本心?じゃあ変わってよ!」と思うほど、顎に敏感に生きてきました。
そんなことやっても変わらないとは思いつつ、自力で治そうと
顎を押してみたり、上顎を引っ張って出してみたり。まあ無駄ですがね。(笑)
そんなこんなで過ごし、おとなになりました。
矯正や顎を切るのは200万ほどかかる、と聞いていたので
宝くじが当たったら、一番に手術するなあ。と思いながらも
「お金がない」を理由に半ば諦めていました。
そして28歳になり数ヶ月がたったある日、
とある病気を知りました。
続く