♪「ぴのん」といつまでも…♪ -3ページ目

♪ まっぱだか ♪

ハイ!
神戸は元町『元町映画館』に現れました。  

 

元町駅方面からは、アーケードの元町商店街を西へ歩けば左側にあります。   

 ※ 神戸市 中央区 元町通 4丁目 / 開館: 2010年 8月21日     

昨年、10周年を迎えた 66席のミニシアターです。  

 

 

当館で、監督作品を公開し続けてきた 安楽 涼と片山  亮が

映画館とタッグを組んで長編映画を完成させた作品。 

 

                             当たり前って、めんどくさい     

            神戸・元町を舞台にした  めんどくさい男女の物語

                                【 まっぱだか 】

 

初めて「緊急事態宣言」が出された昨年の春に、脚本の初稿を手がけていたという片山監督 …   

未曾有のパンデミックで “ 当たり前 ” だと思っていたもが、

そうではなくなったりという自身の体験や思いを …  

安楽 涼監督との共同監督作品。   

 

    神戸・元町を舞台に、不器用にしか生きられない、

めんどくさい男女の物語。   

現実を受け入れられない 俊(柳谷一成)と、現実の自分ではなく  他人から求められる自分に翻弄されているナツコ(津田

晴香)。  

​そんな2人が出会い、同じ時を刻んでいく…   

当たり前の意味って 知っとう?

葛藤と葛藤のぶつかり合いは … …  

 

          (左)ナツコ : 津田晴香さん、(中映画館

                   支配人:林 末来さん、(右)安楽 涼 監督


監督/脚本/撮影 

・安楽 涼 (あんらく りょう)

    東京都江戸川区出身。  1991 年生まれ。

18 歳のときに役者としてキャリアをスタートし、その後、

自分が出演したいが為に映画制作を始める。  

映像制作ユニット「すねかじりSTUDIO」では、映画やMV の監督として活躍。

『1 人のダンス』、『追い風』と劇場公開作が続き、本作が

3本目の長編映画。  

 

・片山 享(かたやま りょう)

    1980 年、福井県鯖江市生まれ。  

大学卒業後から俳優活動を開始。  

また2017 年より映画監督としても活動を開始。
初長編映画『轟音』は、北米最大の日本映画祭であるJAPANCUTS に日本代表作品に選出。  

シッチェス映画祭でも ブリガドーン部門にノミネート

された。  

 

・俊  /  柳谷 一成 (やなぎたに かずなり)

​2013年「はつ恋」(鶴岡慧子 監督)で初主演。

2015年には「彦とベガ」(谷口未央 監督)で福岡インディペンデント映画祭俳優賞を受賞。​

主な作品には「追い風」(安楽涼監督)、「いっちょらい」(片山享監督)、など  

 

・ナツコ  /  津田 晴香  (つだ はるか): 兵庫県在住  

2019年「みぽりん」(松本大樹監督)にて 神田優花役を

好演。   

姫路シティFM21「TEENS+」ではメインパーソナリティーをつとめている。  

 

企画・配給 : 元町映画館  

京阪神 先行ロードショー     

                  元  町  映  画  館  : 9月10日 終了   

                  京都みなみ会館  : 9月10日  ~

                  大阪  シネ・ヌーヴォ  : 9月11日  ~  

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

予告【 シュシュシュの娘 】  

観てみたい作品ですので オススメします。   

9月18日 (土)~ 10月 1日(金)    

元町映画館にて公開予定

 

    コロナ禍で全国のミニシアターが苦境に立たされ …  

映画の撮影現場もストップし、多くのスタッフや俳優が路頭に迷うなか、

ひとりの映画監督が立ちあがっ

「だったら、自主映画をやればいい。完成させて全国のミニシアターを回ろう」、  

「まだ、ひとつだけ できることがある」と立ち上げたのが、

映画監督・入江 悠 の 『シュシュシュの娘』  

 

    わたしの名前は未宇 (みう)。   

タンタンと日課のダンスをして、職場の市役所へ向かう。

しずかな公園で、ちくわの入ったお弁当を食べるのが好き。

憎み合うのとかはイヤだけど、やがて街に吹き荒れる不穏な風。

ンんん――? 

じいちゃん、家族の秘密って?

やってみるよ、それが愛する人のためになるのなら。

 

監督・脚本・製作 / 入江  悠
出演 / 福田 沙紀、吉岡 睦雄、根矢 涼香、宇野 祥平、

井浦 新     

 

入江監督は3つの夢を …  

①  仕事を失ったスタッフ、俳優と、商業映画では製作しえない映画を作ること。

②  未来を担う若い学生達と、あらたな日本映画の作り方を

模索すること。

③  苦境にある全国各地のミニシアターで公開すること。  

 

皆さんも、ミニシアターへ     

 

おつきあいをありがとうございました。  

合 掌   

♪ 神 様 ♪

ハイ!
期待通りの作品でした。

松竹100周年記念 山田洋次監督作品『キネマの神様』を

109 シネマズ HAT神戸 で鑑賞。    
原田マハの同名小説を山田洋次監督が映画化。
“映画の神様”を信じ続ける男の人生と、彼を取り巻く人々との愛や友情、家族の物語。
以下、ネタバレ注意 !


ギャンブル好きなゴウは、妻の淑子と娘の歩にも見放された

ダメ親父。

そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」… … 。 
行きつけの名画座「テアトル銀幕」の館主であ.るテラシンとゴウは、かつて映画の撮影所で働く仲間でした。  

ゴウ(菅田将希・沢田研二)は助監督、テラシン(野田洋次郎・小林稔侍 )は試写室の映写技師として名監督やスター

女優の園子(北川景子)、撮影所近くの食堂の看板娘(淑子:永野芽郁・宮本信子)に囲まれながら夢を追い求めていた。    

そして、ゴウとテラシンは淑子にそれぞれ想いを寄せていたのです。  

ゴウは、テラシンにラブレターを書くように提案します。  

やがてゴウは、初監督作品の撮影初日にセットから転落して

怪我をして入院、撮影は中止となりました。  

そして淑子は、周囲の反対を押し切ってゴウを追いかけて

行くのです。  

10年前、淑子は「テアトル銀幕」の求人募集でパートに

応募し、テラシンと再会するのです。

ゴウは相変わらずのギャンブル好き、競馬や麻雀に大酒飲みの生活でサラ金からの借金取りに追われているなか…    

孫の勇太が、古びた映画の台本を見つけます。  

この作品のタイトルが『キネマの神様』。  

それは50年前、ゴウが初監督の時のもので撮影できなかった作品でした。  

勇太はその脚本の面白さに感動、現代風に書き直して脚本賞に応募しようとゴウに提案します。   。

ちなみに、賞金は 百万円。    

半信半疑で始めたゴウでしたが、再び自身の作品に向き合う

中で、忘れかけていた夢や青春を取り戻してゆくのです。    

 

★★★★★(ホシ 5つ / 満点)

皆さん、熱演でした。   

個人的には、テラシン役の小林稔侍が…   

永野芽郁、売れっ子ですね。  

山田監督流の笑える場面もさりげなく…    

ゴウが ♪東村山音頭♪ を歌うシーンもありました。 

志村けん さんの ご冥福を…    合掌   

 

監督: 山田洋次

出演: 沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎、

北川景子、 寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子、

リリー・フランキー、 志尊淳、前田旺志郎   、他    

 

                                                                                        以上   

 

 

 

 

 

♪ 久しぶりに … ♪


ハイ!  

 HAT神戸で映画鑑賞です。 


現役医師でもある 南 杏子 の同名小説を「八日目の蝉」の 成島 出 監督が映画化   

吉永小百合が初めての医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマの話題作   


いのちの停車場」(東映)   


共演:松坂桃李、広瀬すず、西田敏行、ほか   


緊急事態宣言下ですが、やっと公開されました。   

感染防止策がとられていますので、マスク着用で入館しました。  

画像1

【 ネタバレ注意 】

東京の救命救急センターで  “いのちを救うこと”  を最優先として働いていた医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件がきっかけで故郷・金沢にある在宅医療を行う「まほろば診療所」で働くことになります。   ここでは、院長の仙川 徹(西田敏行)、看護師の星野麻世(広瀬すず)らが   “患者の生き方を尊重する治療”  を最優先にすることを掲げており、咲和子は、これまで経験してきた医療とはまったく違う考え方に遭遇します。

咲和子は、いのちの第一線である東京の救命救急センターで、そのキャリアをいかんなく発揮していたが…    野呂が関わった事件によって病院を去ることになったのです。

診療所で働く訪問看護師の麻世も、明るい笑顔が持ち味の女性ですが、過去に同乗していた車の事故で姉を亡くすというつらい過去を持ち、いのち の価値を見失っていました。  

そして野呂も、親からの大きな期待に応えられない苦悩を抱き いのち に向き合えずにいたのです。 

過去に何んらかのつまずきを持つ3人が、在宅医療を選択した患者たちの、仕事へのプライドや愛、絶対に他人には看取らせないという強い夫婦愛、生まれ故郷で静かに暮らしたいという郷土愛、懸命にいのちに向き合う親の愛など…  

寺田智恵子(小池栄子):芸者で末期の肺癌ですが、自分らしく生きたいと…    煙草がやめられません。 

並木シズ(松金よね子):脳出血後、自宅治療の胃瘻患者で寝たきり。  

夫・並木徳三郎(泉谷しげる)は妻を愛している。  老老介護に疲弊し、ゴミ屋敷状態での生活。  

中川明子(石田ゆり子):プロの女流囲碁棋士。  5年前に癌の手術をしたが転移。  幼なじみの咲和子を頼って まほろば診療所へ…  

宮嶋義一(柳葉敏郎):元高級官僚で末期の膵臓癌。   最期の時間を平穏に過ごしたいと望んでいるが、長年会えずにいる息子が…   

妻・友里恵(森口遥子):夫を献身的に支えているが、家出した息子に会わせたいと思っている。 

若林裕子(南野陽子):8才で小児癌を患う女児の母。   娘の迫る死を受け入れられず、新薬を使用した治療をめる。   

娘・萌(佐々木みう):生まれ変われるなら 人魚 になりたいので、早く海に行って神様にお願いしたいと海に憧れている。   3人と両親で海へ出かけます… 

白石達郎(田中  泯):白石咲和子の父、妻には先立たれていて、咲和子が帰ってきたことを喜んでいます。  ある日、転倒して骨折してしまい…      

柳瀬尚也(みなみらんぼう):世界を旅した吟遊詩人でモンゴルを愛しています。  「BAR  STATION」のマスターで、まほろば診療所の食堂兼憩いの場として提供。   劇中、応援歌『いのちの停車場』(作詞・小椋 佳(作詞)を歌います。  

最期を看取るシーンが多くあります(涙)  

  

  

★★★★★(ホシ 5つ / 大満足)

映画館の大型スクリーンで、金沢の街並みとともに感動作を鑑賞してください。   

           5ポイントとなりました。(5/6P)  


    さて、こちらでは 4月12日に『つばめの
巣作り』を確認しました。  4羽が順調に育っていて、まもなく巣立ちかと…    

それでは… 
                                                                   合 掌