青春の風。

はじめましての方、はじめまして！

はじめましてじゃない方、また会えて嬉しいです！

鈴谷和子です！

更新がまたまた久しぶりになってしまいましたが、皆様お元気でしょうか。

私は相変わらず毎日バタバタしているけど元気です！

さて、なかなかブログで書けていなかったのですが6月6日から本番を迎える舞台『ぼくの右腕』の稽古に励んでおります。

今週から集中稽古期間に入りました。

実はこの稽古場で発見したことがあって。

その発見したことっていうのが、自分の好きな芝居とか、役者のしてのあり方みたいなものに関してのことなんですけども。

ちょっとしたことだけど、なんかせっかくだから文章としても残しておこうと思います。

誰かのため、何かのために真っ直ぐ頑張る人が出てくる芝居が好きです。

その姿が熱量として舞台に現れるから、その熱量のある芝居を観るのも演じるのも好き。

たぶんそれに関連してだと思うのですが、相手のため・役のために芝居をする役者が好きです。

自分自身もそうありたいなと思います。

ですね、発見したこと。

ぬーーん、なんと言いますか、

今回は役柄的に、一歩引いたところから

みんなを"見守る"、みたいな感覚があります。

もちろん、ただ見守っているだけではないのですが。

だからこそ皆が舞台上で何を感じているのかをいつもより少しだけ俯瞰的に見ていて気づいたことなのです。

漠然と思っていたことを言語化出来た、っていう方が近いかなぁ。

（まあ、座組内では皆様から温かく、非常に温かく見守られております。劇中ではもっとちゃんと大人になろうと思います。）

それぞれのシーン・役を見ていると胸がキュッとなる瞬間もたくさんある。

大事な人のために、大切なもののために、傷ついているのがわかるし、それでも進んでいく強さもすごく素敵。

座組としても、温かくて心地良い。

だけど根底には揺るぎない強さがあって、

それがすごく良いなと思ってます。

何が言いたいかというと、この作品と座組全員が好きなんですよ、という話です。

みんな熱いし、苦しいし、それでいて爽やかです。

「青春の風」も感じてもらえると思います。

私は土とか草とか、ちょっとだけ忘れかけている匂いを思い出したりしました。

苦手な夏がほんのちょっと待ち遠しくなるような作品です。

たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。

改めて、長くなりますがご案内を記載しておきます。

SHEDDING vol.2

「ぼくの右腕」

脚本・演出　爽口穂夏

【あらすじ】

ぼくの右腕には怪物が棲んでいる。 同世代の誰よりも速い球を投げることができるんだ。 変化球だってお手の物。前後左右不自由なく動かせるし、重い優勝旗もトロフィーも持ち上げられるし、バットも振れるし、お箸も持てるし、筋トレだって毎日できる。 そして、

他の誰にも、触ることができない。

ぼくの右腕が放ったたった1球で、ぼくの未来は180度変わった。 かつての相棒は腫れもののようにぼくを扱う。

かつての仲間は蔑んだ目でぼくを見る。

母さんの視界に、ぼくはいない。

ぼくをこんな未来に連れてきたのは、この右腕だ。忌々しいぼくの右腕。お前のせいだ。全部お前のせいだ…。

【タイムスケジュール】

2024年6月 6日(木)　14:00[表]★／19:00[ウラ]★ 7日(金)　14:00[ウラ]／19:00[表] 8日(土)　12:30[表]☆／16:00[ウラ]☆／19:30[ウラ] 9日(日)　12:30[ウラ]／16:00[表]／19:30[表] 10日(月)　12:30[表]／16:00[ウラ]

※

・受付開始・開場は開演30分前

・上演時間は100分を予定しています。

・★☆：配信回

★ZAIKO生配信

　カメラ4台を使用・スイッチング。

　細かい表情を見たい方にオススメ。

☆ツイキャス生配信

　引き固定カメラ1台を使用。

　舞台全体を見たい方にオススメ。

【キャスト】

〈シングル〉