【事業承継①】 事業承継はいつから始めればいいのか
日本経済を支える中小企業、その経営者の平均年齢は、約57歳です。
そして、経営者が引退する時期は、平均約67歳。
ということは、経営者の方たちは、今後10年間の間に、今の会社を誰にどのように承継させるのかを決めなければならないのです。
しかし、ここで注意していただきたいのは、「事業承継はすぐにはできない」ということです。
事業承継を成功させるためには、少なくとも5年、しっかりとした承継計画を実行するためには10年という期間が必要です。
つまり、10年後に経営者を引退しようと考えた場合、事業承継対策はすぐにでも始める必要があるということなのです。
では、事業承継とは、具体的にどんなことをやっていくのか、これから連載形式でご紹介していきたいと思います。