学校の近くに産廃施設を作っていいのか
ニュース等でご承知のとおり、広島県の湯崎知事が、南区出島に建設中の産廃処分場の事業計画を見直す考えを示しました。
私の住む五日市の港に産廃の積出し施設を建設し、そこから出島まで海上輸送するという計画でした。
出島の施設がなくなれば、五日市の積出し施設も不要となり、必然的に建設は取りやめとなるでしょう。
今回計画が見直された理由の一つは、産廃の埋め立て量が減少したため採算リスクが増加したことです。
そして、もう一つの大きな理由は、五日市の積出し施設の建設予定地のすぐ近くに、子供たちが通う学校がいくつもあるため、地元住民の反対運動がおこったということです。
今日のホームテレビのJステーションをご覧になったでしょうか。
この地域の安全を熱く語る塚本さんとは、私も防犯パトロールでいつもご一緒させていただいています。
塚本さんは以前より、「子どもたちをダイオキシンから守る会」として、積出し施設建設反対の署名を集める活動などをされてきました。
http://ts-company.net/savechildren/
そして、このたび、集めた署名を湯崎知事に直接手渡すという荒業に打って出ました。
一見、彼は無茶な行動をしたようにも見えますが、それは違うと思います。
こんなふうにテレビカメラを前にしては、知事も住民の直訴を無碍に断るわけにはいきません。
塚本さんの作戦勝ちといったところでしょうか。
熱いハートをもちながら、冷静な根回しもできる、すごい方です。
いずれにしても、今回の計画変更は、住民の熱い思いが行政を動かしたという画期的な出来事でした。
もっとも、これで全てが解決したわけではありません。
今後も行政の動きを注意深く監視していくことが必要でしょう。
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