昨日、ドラマ『明日、ママがいない』全話の放送が終わりました!
昨年末にクランクイン。
最初にこのお話をいただいた時、是非やらせていただきたい!と素直に思いました!
マネージャーに何度も決定ですか?と確認を入れてみたりσ(^_^;
私はいつもお仕事を始める時、私の心に響く何か、共感できる何かを求めて決めるようにしています。
フィクションの中のリアルな感情やメッセージを伝えたくて。
今回の作品は、
子供にとって最も大切な親の愛情に触れることが難しい子供たちが、自ら愛を、幸せを探していく…
愛を求めるあまり、自分を見失ったり、不安になったり、自分をコントロール出来なくなったり…
壊れそうになりながらも、コガモの家の子供たちはお互いに助け合い、支え合い、諦めずに幸せを探し続ける。
実はコガモの家の子供達だけじゃなくて、みんなそうだと思うから。
オツボネ。
オツボネは自分の居場所をずっと探し続けていました。
もちろん愛情ですが、何よりも自分だけの、自分が安心できる居場所を求めていた。
コガモの家の子供達の中で皆より年上で、心は誰よりも寂しがり屋で…。
初めはそんな印象でした!
不気味な女の子にしか感じてもらえなかったらどうしよう。笑
ギャグをボソッと言ったり、言葉遣いが古めかしかったり…
皆が深刻な時もどこか1人浮いている。笑
撮影現場でどんなにシリアスなシーンでもオツボネの一言で一気に空気が壊れるくらい、強烈なキャラでした!笑
しかしコガモの家の周りのみんなの優しさ、温かさに触れていくにつれ、いつしか居場所のない焦りを忘れ、コガモの家がオツボネにとって安心出来る居場所になっていました。
そしてコガモの家に見守られながら、自分の未来をしっかりと見つめ自分の人生を歩いていこうと決心する。
オツボネの成長物語でもあったわけです。
ラスト本当によかった(*^^*)v
実は偶然ですが、私も子供の頃看護師さんに憧れていました!
看護大学のオープンキャンパスにも出掛けて先生や在校生の方々にお話をうかがい真剣になりたいと思っていました。
今、やっとオツボネに夢を託せるようになりました!!
脚本家の先生方にお礼を言わなくちゃ!笑
ドラマが始まってから、現場の私達に見えないところで本当に色々なことがありました。
毎日のようにデフォルメされた情報が飛び交い、作品を愛してくださっている方々にたくさんご心配をお掛けしてしまいましたm(_ _)m
もちろん撮り直しもしていません。
ブレないメッセージ!
スタッフの方々の熱くて強い信念を感じました。
支えてくださった皆様には、この作品を愛し、この作品のメッセージを感じ、最後まで観て頂いたこと、本当に感謝しています。
私はこのドラマが大好きです(*^^*)
私も自信を持って作品作りに励んできました!
そして、撮影現場はいつも明るく笑顔の絶えない素敵なところでした☆
やっぱり子供達のパワーはすごい!無垢な笑顔に毎日癒されていました(ノ^^)ノ
この作品に携わることができて良かった(*゜ω`人)
『明日、ママがいない』を愛してくださった皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m
スタッフ・キャストの皆さんもお疲れ様でした。
そしてコウノトリの皆様、最後まで見守っていただき有難うございましたm(_ _)m
※台本の裏表紙にいつもコウノトリが飛んでいます。
大後寿々花 IN 京都
Twitter→@Ohgo_Suzuka