今日は、広島に原爆の日です。

この日が来るといつも思い出す方がいます。

私の中学の時の先生です。

先生は長崎で被爆した方でした。

先生の大好きな言葉は、「幸福は山分け」という言葉でした。


先生は、柔道部で、遠征試合に行っていたので、長崎の中心部にはいなかったそうです。

家族は、原爆で亡くなったとのことでした。

家に帰るとき、悲惨な光景を沢山見たとのことでした。

水を求めらたけれどあげることが出来なかった。ともおっしゃっていました。


事あるごとに私たちに、戦争のお話をしてくれました。そして核兵器は、絶対に使ってはいけないという話もしてくれました。


多分、うちの父と同じぐらいの年齢だったと思います。うちの父は戦時中の話はしない人でした。大変だったとは思いますが。


そして、母は、長野の山奥の農家の娘だったので、戦争中でもあまり不自由な暮らしはしてなかったようでした。


中学に入ったばかりの私に、戦争の悲惨さを焼き付けてくれた方です。

テレビでは見ていましたが実際に体験した方聞くという貴重な体験は、この年になった今でも心の中に残っています。


この時期になるといつも先生を思い出します。


「幸福は山分け」の言葉も思い出します。


そしてきれいな空がいつまでも続きますように☺️