ARP委員会により6月12日、“依存症基礎講座“の研修が開催されました。
(“依存症基礎講座“では)
人が生活していく中で上手くいかないこと、嫌なこと、そして人間関係などのトラブルで心が病んでいくことがあります。その時に、お酒が病んだ心を癒してくれる薬になるため、お酒に頼るようになり、徐々に自分で飲酒のコントロールができなくなり依存していくこと、脳のしくみや喜びのメカニズム、アルコール依存症の典型的な症状(断酒していく中で見られる渇望期の症状や対処法)の説明がありました。
人に癒されるようになると酒に頼る必要がなくなるため、依存症からの回復は人との繋がりが重要である事を学びました。
(参加者からは)意思の強さや弱さに関係なく、脳が欲することをコントロールできなくなることが依存症だということを学びました。アルコールやギャンブルだけでなく、インターネットや食べ物などの依存もあり、誰の生活にも身近な疾患であると感想がありました。