痛みが緩和した父は最近とても前向きな発言が増えました。

本当に良かったです。

もしかしたら、あのまま、痛みの消えないまま、食事も取れないまま亡くなるのではないかと心配していました。


明日は外泊をするそうです。

食事も味覚は戻らないものの、病院の食事を食べているそうです。

生きていこうとする、力が痛みが少なくなったことでわいてきたんだと思います。


私が姉の結婚式で着る服や、娘に着せる服を選んでいることを母から聞いているようで、本当にうれしそうにしています。


父からは、近状報告のメールが数日に一度あります。

そういうメールをして、自分がはっきりしている、その気持ちを、状況を家族が聞いてくれていることが力になると父は書いていました。


末期がんの家族を持つと、自分が何ができるか、本当に、それ自身に苦しみます。

本当に苦しいのは本人で自分は外野に過ぎないという気持ちもあります。

毎日毎日、頭から、離れることはありません。

癌の芸能人のニュース、テレビの癌で亡くなった方の話、とても他人事とは思えず、苦しい気持ちになります。