遅くなりましたが2,019年おめでとうございます。今年は今上天皇の退位、新天皇の即位改元と慌ただしくなります。
今回は冬の時期、寒い寒いと言っていないで小水力発電に欠かせない水の再生サイクルについて考えてみましょう。
大寒の1月20日長野県の八ヶ岳山麓に雪が降りました。近くの溜め池も寒さで凍っています。地上に降った雪や雨は谷を流れ池や湖等に流れ込みながら大河となって海に至ります。そして蒸発し大気に到り。雲を生成しまた雨となる。このサイクルは永遠に続く。この流れ続ける水のエネルギーを利用したのが水力発電です。私が手がける小水力発電はダムを持たず、川の流れや池などから流れる落差を利用するものです。
一つ一つの発電規模は極めて小さいですが、地域地域に根ざしたエネルギー源として、地域の活性化や振興に役立つものです。東日本大震災や昨年の北海道地震に見るように一極集中の大規模発電所は災害に極めて脆いことが露呈しています。これからはエネルギーも地方分散が求められるのです。それには小水力発電は地域毎の発電会社が責任を持って運転することが大事なのです。私は発電事業を主目的とはせずに地域振興のツールとして発電を利用するのです。そして自然の恵みの水を有効に大事に利用するために水路の保全が求められます。地域と協力して水路森林整備にも注力しています。
自然を大事に士、そこから得られるエネルギーを地域のために生かし豊かな暮らしを持続させる。それこそが再生可能自然エネルギー事後湯の究極的目的です。