私は中学1年生の時に起立性低血圧と難聴の診断されました。

その時はそれだけでまだ気持ち的に学校にも通えていて楽だったことを覚えています。

自分の身体が思うように動かなくなって倦怠感、発熱、脱力、失神、精神不安定、手足のふるえ、体の痛み、硬直が始まったのは中学2年生の冬からでした。あの時は自分が生きていることが本当に辛くて苦しくて苦しいのに自分の病気のことを話さないから周りに理解してもらえないのがまた辛くて毎日とても追い詰められていつ死んでもおかしくない状態だったって言われました。

そんな私に変化があったのは親戚が自死した事です。彼は、仕事で上手くいかなくなって亡くなりました。

私の父も私が幼い頃仕事のプレッシャーで押しつぶされて鬱になりました。だから彼の気持ちがわかったんだと思います。

お葬式、火葬を経験し、私の中で何かが変わりました。両親に自分の骨を拾わせることってこんなに辛いことなんだなってその時はじめて感じました。

病気、事故いろんな理由で両親より早くなくなってしまうことはある。でも自分で自分の人生に終わりをつげるのだけはやめよう、そう思った1日でした。

当たり前だけど今でも辛くて苦しくて死んでしまいたいそう思うことは沢山あります。
痛くて苦しくてこれからのことが不安ででもそんな時私には支えてくれる家族がいていつも相談に乗ってくれる先輩や笑わせてくれる友達がいて心配してくれる人達がいてその人たちのために生きていこうそう思いました。

彼がね言ったんです。たとえ病気が治らなくても未来という希望の光に向かって歩んで行って欲しい、生きて欲しいって。初めてでした、彼にそんなことを言われたのは。
私はすごく幸せものなんだなって感じました。だからこれからも行き続けます。命ある限り。そして大切な人達を大切にできるそんな大人になります。