帝国劇場で「エリザベート」観劇 | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

帝国劇場で「エリザベート」観劇



ある日の夜、いつもとーーってもお世話になっている大好きな先輩・長谷川キャストをお誘いして。。。🤩✨



日本一チケットが取れないミュージカル・エリザベートを観てきました!御多分に洩れず、私の知る全てのミュージカルの中で一番好きな演目です。



この日の観劇の1番のお目当ては、あの香寿たつき様が演じられるゾフィー🤩美しくて威厳があって、それはそれは迫力のゾフィー様でございました✨✨✨


宝塚版は、姑としてのゾフィーの振る舞いに鬱⇄シシィの自由な生き様に躁、と感情の振り幅を楽しんでいますが、東方版は「憎き姑であっても、この人なりの正義に従って生きてきたのだ」と腑に落ちる演出があり、人間関係とはなんと多面的かと痛感させられます。


そんなゾフィー最期の歌を香寿たつきさんの歌声で…😭泣❗️世界中の殆どの女性が身をもって知っている「トメトメしさへの嫌悪感」を浄化させるような説得力がありました。




また、ラストイヤーと噂される花總まり様のシシィが見られたことも、大げさではなく人生の財産となりました。少女時代を演じても違和感のない奇跡のビューティーでしたが、老いてからのお芝居が壮絶で本当に晩年のシシィが憑依しているようでした。


そして、立石俊樹さんのルドルフ…!儚く美しく歌声に切なさがあって、違う演目だけど本当に恋人と心中しそうな、ロマンティックなザ・王道ルドルフでした。30代になって貫禄がプラスされた暁には、トートをされないかな?素晴らしいミュージカルスターを知ることができて収穫でした!



わたしが初めてエリザベートと出会ったのは20代前半のときでしたが、近年「夜のボート」の歌詞が心に沁み入るようになったり奔放さだけでないシシィのエゴイズムも目につくようになったりと、視座が変化していることを気づかせてくれる特別な作品。


今後の人生、宝塚版は30代目トートを見られるくらい長生きして、東宝版シシィの最期の歌詞「泣いた笑った挫け求めた…」にシワシワの笑顔で同意できるような生き方をしようと思いました。


あぁ、楽しかったな!

魂が洗われるような観劇時間でした!

エリザベート、最高❣️