再び「ミス・サイゴン」 | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

再び「ミス・サイゴン」



また観に来ました。

今度は違うキャストで観たいと思って!


前回の観劇から今日までの1週間、サントラ聴いて自分を高めていました。



エンジニアにはちょいと若すぎるのでは?という興味から観てみたかった伊礼彼方さんが、骨の髄までエンジニアでびっくり!


何もない舞台に1人出てきてあっという間に空間を支配してしまう歌声だけでなく、オラつきやあだっぽさを全身から放っていらして、エンジニアにピッタリ。子役をセカンドバッグのように小脇に抱えるゲスい感じも堪りませんでした。


昆夏美さんとの共演回はスーパーレア回だったようで、しかも今日が伊礼さんの東京千秋楽。ご挨拶に地響きみたいな拍手が起きてました。


昆さんも可憐で素敵なキムでした。つぶらな目から綺麗な涙がポロポロ。下着姿のお姉さん達の中、アオザイ姿でぽつんと盛り場にいる様子が本当にいたいけな17歳という感じで、こんな所にいちゃダメよ…とハラハラしました。




クリスは、①歌がうまくて②イケメンで③マッチョという理由で再び海宝直人さんを見る予定でしたが休演。この時期の観劇ですものね…。屋比久さんとのコンビ凄く素敵だったから、どうかご無事に回復されますように。


期せずして観劇できたチョ・サンウンさんのクリスも、優しいお顔とアンバランスなほどの筋肉質な腕に軍服が似合って、四季のご出身らしい滑舌と声量がお見事でした。


前回観劇時と主要キャストはほとんど別の方を観られて意義深い観劇でした。

相変わらず悲しくなってしまうお話だけど、カーテンコールの笑顔と、タム(子役)の可愛いご挨拶に救われました。甥っ子と同じ4歳ですって…!4歳児が動線覚えてあんないじらしいお芝居をするなんて。胸熱。


東京公演は月末でおしまいのミスサイゴン。

再演はまた数年後でしょうか。

その頃はどんな風に感じるのか、楽しみです。


生の舞台のパワーを受けて、明日から頑張ろうというピュアな気持ちと、理不尽な出来事には負けへんでという不屈の精神が湧いてくるのを感じました。