手術終了 | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

手術終了

昨日、無事に手術が終わりました。

こちらのコメントにもあたたかいエールを沢山頂き不安が和らぎました。本当にありがとうございます。

年始に扁桃腺切除を決めて以来、経験者様のブログを読みまくったお陰で随分と心の準備ができたので、拙ブログも今後手術を控えたどなたかのためになるかしらと思い、備忘録も兼ねて記録したいと思います。

【直前】
手術着でこんな写真を撮る心のゆとりがまだあった。三つ編みを若干緩ませてみたり、おリボンのゴムを選んだりと、緊張していたつもりでしたが、今見ると我ながらムカっとするくらい余裕です。

【点滴】
これは手術から2日間くらい針を付けっ放しにして抗生剤や痛み止めなどの点滴に使う重要なものだそう。私は血管が細いらしく念のため手の甲からもできるよう2箇所に麻酔シールを。ほぅ…今の私にも細いパーツがあるのか…と感慨に耽っていたらマジで細すぎて点滴失敗。「15分後にまたチャレンジするので手を暖めておいてください」と言われ念のため持って来ていた貼るカイロが役立ちました。

【全身麻酔】
人生初の全身麻酔をするにあたって知りたかったことが以下の2つ。

①記憶が飛ぶまでの感覚
②変なことを口走るという噂の検証

①については「だんだん眠くなりますよ〜」と看護師さんに声をかけられた直後、麻酔のガスの臭いや脳までスーっとする感覚が面白いなと思っていたら、手先と輪郭がじんわり痺れるような感覚があって、これが全身麻酔か!と思ったら記憶がそこでプッツリ。名前を呼ばれて目覚めた時には全て終わってました。麻酔すごい。

②については、看護師さんからのコメントでも頂いておりましたが、宝くじで大金を当てたとか、思い切り卑猥なことを言うとか、その人の抱える欲がよーく分かるようで、深層心理ではどういったタイプなのか、己の人間らしいコメントを密かに楽しみにしていました。で、術後少し落ち着いてから「私何か変なこと言ってませんでした?」と看護師さんに聞いたところ、「あ、うわ言でもずっと、変なこと言ってませんでしたか?って言ってましたね。」自分の好奇心が異常に強いことは分かった。

理想としましては、夢の中に出てきたロン毛の神秘的な男性が背を向けて去って行こうとする中、「待って!」と言いながら起きて「たしかにそこにいるわ、あなた…私にだけ見えている?」っていうワンシーンをやりたかったですけどね。
母「直前に見たからね」

【取れた扁桃腺】
梅干しに激似。色も形もサイズも。

【手術直後】
覚悟してましたが、喉、メッチャ痛い!でも、扁桃腺炎がマックスな時のような知ってる痛みです。痛み止めを打っても少々マシになる程度。画像は家族の労わりを引き出そうと筆談で猛アピールした痕跡です。なのに、3〜4日後は更に痛いって先生言ってた…恐怖。


術前までのハイテンションから一転、これが術後の痛みってやつか…とジワジワ来ています。経験者さまからも「手術は一瞬、辛いのは術後の痛みだよ!」と何度も言われていたので覚悟していますが、これはもう時薬。ちゃんと受け止めて早く傷を治したい!

こんな機会なかなかないので、いっぱい寝て、家族に甘えさせてもらって、しっかり養生します