彼女は僕の顔を見たんだ、彼女は僕のものだ by ファントム | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

彼女は僕の顔を見たんだ、彼女は僕のものだ by ファントム

タイトルは雪組公演「ファントム」の中の台詞です。好きな相手が自分の顔を見たからもうボクの物…っていう思考回路とは。

大好きなファントムをまた観て来ました


いつもhappyオーラ溢れるキュートな美女ひろちゃんとご一緒させて頂きました照れ宝塚トークが尽きず、観劇前も幕間も観劇後もひたすら楽しい…なんと贅沢な時間でしょうか。ありがとう
グリーンハートグリーンハートグリーンハート

とても感動したので、思ったことを長々と書きます!(宣言)


冒頭の台詞からも感じるように、主人公はオペラ座の怪人ですから、存分に屈折してるし殺人するし親に向かってお前って言うし殺人した直後に好きな相手とポエム読んでキャッキャウフフするなどピュアな狂気が凄いのですが、そんなぶっとんだファントムにどうしようもなく感情移入して号泣してしまったのは望海風斗さんの超絶歌唱力と繊細なお芝居の賜物です。

仮面から覗くお顔は望海風斗さんの彫刻のような美貌(鼻めっちゃ高いEラインが綺麗)ですから、怪人と言われましてもなぁ…と思っていましたが、クリスティーヌを正視できずオドオドする感じや、怒ったあと急にしおらしくなる態度などが大変リアルで、だんだんとコンプレックス山盛りの地下育ちの男の人に見えてくる不思議。光り輝く美人が対極にある人格を憑依させる凄さ。


クリスティーヌを演じた真彩希帆さんもまさに天使の歌声で初演からずっと大好きなナンバーがトップコンビ様の夢のようなデュエットで聞ける幸せラブ

劇中ハイライトのひとつ、ファントムがクリスティーヌに顔を見せてと乞われ、拒んで仮面を掴む手に力を込めていたのに、クリスティーヌの歌声に葛藤しつつも希望を見出して仮面を外す…までの感情の移ろいが、仮面から半分覗くお顔や息遣いから痛いほど伝わって来ました。とても良いものを観ました。


そして、色んな感想ブログでも絶賛の舞咲りんさんのカルロッタ!クリスティーヌの清廉性と対比する為のひたすら怖くて憎たらし〜い役だと思っていたのに!台詞も同じなのに!演じる人が変わるとあんなに人間らしいチャーミングなお役に変わってしまうなんて。。。可愛い!面白い!憎めない!イケメン夫2人にあんなに愛されているのも納得!クリスティーヌが真っ白なお花なら原色の食虫植物みたいなインパクト!!胸のすくような突き抜けた悪役っぷりに、観た人皆がカルロッタを好きになったのでは…?つきましては今後、舞咲さんのゾフィーや六条の御息所、呂妃などの悪役が観たい!観たい!!!劇団様には上記全てとは言いませんので控えめに言って2つは叶えて頂きたい(´-`).。oO

チャーミングな演技にすっかりカルロッタさま最高ラブとなってしまい、ひたすら舞咲さんに注目していたら、シャンシャンを持って階段を降りてくるときもカルロッタらしくツーーーーン!としていらして最高でした。

また、客席に上級生のひろちゃんを見つけて、一瞬ニコピンクハートっととっても嬉しそうな大変可愛いお顔をされ、その振り幅…!!尊い瞬間でございました照れ


いつもポジティブな刺激をいっぱいくれる、私にとってパワースポットのようなひろちゃんと、きゃあきゃあ感想を言い合いながら、本当ーーーーに楽しすぎる観劇タイムでした。楽しすぎて長くなりました。

おやすみなさい照れ