宙組公演 『WEST SIDE STORY』(長い)
東京国際フォーラムで公演中の宙組公演 『WEST SIDE STORY』を観ました。有名ミュージカル、さらに真風涼帆さん・星風まどかさんの宙組新トップコンビプレお披露目と、会場は開演前からソワソワと期待が高まっているのを感じました。
そんな中!わたしのお目当はもちろん!!!アニータ役を演じられる和希そらさん。少年のようにやんちゃでカッコいい男役さんが、どんな風に艶っぽいラテン美女を演じられるのか、配役が発表された日からそれはそれは楽しみにしておりました。
開幕後しばらくして、テラコッタ肌で登場したそらさんを見ようとザザーっと客席のオペラグラスが上がった…!普段の男役では見られない、可愛くてコケティッシュな表情をされていて、なにこれ…ファンになって初めて見るお顔ばかり…引き出し…多…。日経トレンディで見つけた性能の良いオペラグラスをこのために新調しておいて、私…本当に良かったよね!事前準備!
そらさんはそもそも高い技術を誇るスターさんなので、お芝居もダンスも歌声も大変に魅力的であろうと覚悟して拝見したのに、脳内の想像より500倍素晴らしくて……有名なAmericaのナンバーで、可愛い笑顔でバンビみたいにしなってジャンプしたり、男前にスカートをバッサバッサ捌いたり、歌唱の随所にドスを効かせたりと、どれか1つでも「おおおーっ!」となるようなハイライトが次々やってきて、贔屓目でなく歌い踊った後の拍手がすごーーーーく大きかった!今後ショーストップになる予感!
上記のメッチャよく見えるオペラグラスで、ガーターベルトで足を組むご贔屓の姿を拝見してしまい、脳みそをブン殴られるような衝撃だったのですが、決してお淫らにならず自立した大人の気迫で大変カッコよく着こなしておられて…それはもうお見事なアニータさまでした。
後半、アニータにはショッキングな場面があり、お芝居とはいえご贔屓が罵られて酷い目に遭うのは心をギューギュー締め付けられるようでした。消化できたらまた書きます。
新しい挑戦をして、期待されていたものをその遥か上の出来で圧倒するってすごいことだと思います。本当に本当に良いものを見せていただきました。メダル圏内だと確信して応援していたら、金メダル&世界新記録!的な。本当そう。いい例え!
初宝塚!という尊敬する大好きな女性をお誘いしたのですが、そらさんの素晴らしさは勿論、「真風さんは男性かしら?と思ってよく見たらとっても綺麗な方ね」「星風さんは若くて可愛くてお上手ね」「リフって役をされてた方(桜木みなとさん)がキラキラしてて本当に素敵!」と、完璧な目の付けどころ。デキる経営者の人を見抜く目!
次回はショーも見てみたい!と仰って、とても楽しまれたようで嬉しかった(^^)
2週間と短い公演、しかも版権の関係でDVDにならない可能性が高いと聞きました。感動が冷めないうちに、また何度か観に行きたいと思います。
明日もまた見るの?え…○回も?そんなに見るの?仕事は?その前に見る…へええ…と、宝塚初心者マダムには驚かれましたが、舞台はナマモノ!私は!好きなものを!!好きなだけ!!!摂取したい!!!!
というわけで、これから浮かれ更新を何度かしてしまうかもしれません。ご容赦くださいませ。