夜会巻きのこだわりあれこれ
昨夜の髪型。
セットしていただいた夜会巻きがとても素敵だったのできろく画像。
お仕事で高額ジュエリーをご紹介するときや、お知り合いに結婚式やパーティの司会を頼まれたときなどは、品ときちんと感がある夜会巻きにすることが多いです。局アナ時代、ニュースを読むときは自力ヘアメイクだったのでオンエア前によく夜会巻きを作っていたのも懐かしい思い出。
昔から夜会巻きが好きな分、こだわりが強く、お初ヘアサロンで「夜会巻き」とだけお伝えすると、トップを盛られすぎて品がなくなったり、後頭部がエイリアンみたいに突き出たり、表面をつるっとまとめられて着物しか似合わない様子になったりと、大抵このどれかで失敗します。初回トライのリスクが特に大きい髪型…それが夜会巻き。奥が深いヘアスタイルだな、としみじみ思います。
お仕事でわたくしめの髪質を知り抜いた敏腕ヘアメイクさんが作ってくださった時は、完成形をこれでもかと全方位記録して研究。
髪型が決まると背筋が伸びてお仕事に集中できるし、色んなヘアセットの中でも夜会巻きは毛先の遊びやサイドの毛がない分、お仕事ーーー!!!というスイッチが強力に入る気がします。
唐突に宝塚の話をしますが、黒燕尾の群舞や宝塚おとめなどで男役さんのリーゼントを観察すると一人一人微妙に違って個性があり、髪質やご自身の輪郭を研究して、1番素敵に見えるシルエットを追求していらっしゃるのがよく分かります。
男役さんのリーゼントが私の夜会巻き、なんて言うのは超おこがましいですが、せっかく自分のやる気スイッチを押せる、好きな髪型があるなら、初めてのサロンでも的確にオーダーできるよう、また自力でもある程度満足できるような夜会巻きセットが出来たらいいな、と思います。
という、朝から夜会巻きあれこれでした。