眠れない夜にした事

そんなの、スカステ鑑賞に決まっています。宙組「王家に捧ぐ歌」観ました。

2003年の星組初演は拝見しておりますが、私はこの宙組再演を生で何故観に行かなかったんだろう…？

何故こんなにうつくしい心中を生で観なかったのか。今更ながらとても後悔しています。泣いてるやんかお二人とも！

エジプトの戦士とエチオピアの王女が愛し合ったのに紆余曲折あって心中するお話。

宝塚ハマりたての23歳の小娘だった頃に観劇した初演より、36歳になって観る再演の録画の方が心にグイグイ迫ってくるものがありました。どちらも素晴らしい公演だったけれど、たぶん13年間で心に澱を溜め込んだ分、美しいストーリーを渇望する気持ちが強くなったのだと思います。

アイーダとアムネリスという2人の王女の葛藤が美しくて切なくて、愛と使命それぞれに生きる２パターンの女の生き様を見せつけられ、どっちも正しくて、こんなに深いお話だったのかと心が震えました。こういう芯の強い女性が出てくる演目、大好きです。

そんな、見所ばっかりのこの作品ですが、個人的にここがカタルシスMAX！！！！！

和希そら様が伝令して生き絶える場面！！！！！！！！！

今日も素敵な1日になりますように。